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『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』古田新太・天海祐希・神尾楓珠が意気込みを語る!!

古田新太さんと天海祐希さんが劇団☆新感線で初共演を果たし、スケール感溢れる舞台で観客を熱狂させた『薔薇とサムライ』から12年。続編となる『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』が、9月9日に富山で幕を開けた(12月まで新潟、大阪、東京で上演)。開幕後に届いた豊富な舞台写真とともに、稽古の合間をぬって大阪で行われた古田新太さん、天海祐希さん、神尾楓珠さん出席の取材会の模様をお届けする。
(取材会/取材・文=小野寺亜紀 撮影=中里吉秀 舞台/撮影=田中亜紀)

NEWS & INFORMATION 2022 9/14 UPDATE

天下の大泥棒・石川五右衛門が17世紀のヨーロッパに現れ、海賊アンヌと大暴れする『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』(2010年)は、生バンドの演奏に乗せた歌・踊り・アクションが満載の冒険譚。アンヌ役の天海祐希さんが宝塚時代を彷彿とさせるような七変化でも魅了し大ヒットとなった。それから12年、五右衛門とアンヌが復活し、待望の続編『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』を上演。新感線にとっては4年ぶりの“音モノ”Rシリーズとなり、豪華キャストが揃った。

大阪で開かれた取材会には、石川五右衛門役の古田新太さん、女海賊アンヌ・デ・アルワイダ役の天海祐希さん、ラウル・ド・ボスコーニュ役の神尾楓珠さんが出席し、作品やキャラクターに対する思いを語った。

人気キャラクター・石川五右衛門を演じるのが5回目となる古田さんは開口一番、「石川五右衛門はもう飽きてるんですよね。スーパーマンで絶対死なないし、どう頑張っても勝つから」と言って会場の笑いを誘う。新感線以外の舞台でも共演経験のある天海さんについて、「信用している大ファンの女優さん」と称え、「ゆりちゃん(天海)は今回もすんごい着替えますよ!」とビジュアル面でも期待を裏切らないことを明かす。

それを受けて天海さんは、「あれ(着替え)はなかなか大変なんですよ」と苦笑い。ほぼ4年ごとに新感線の舞台に出演している天海さんは、劇団から「今の世の中だからこそ明るくスカッとした気持ちになれる“薔薇サム”の続編を」と聞き納得したという。「元気が出る作品として“薔薇サム”を、アンヌ役を選んでいただけて幸せ。ありがたい気持ちで『ぜひぜひやらせて下さい』とお答えしました」。

神尾楓珠さんは、舞台出演が『里見八犬伝』(2019年)に続いて二度目、新感線は初参加。「舞台の中でも最高峰の劇団☆新感線さんとご縁があるとは思わず驚きました。お誘いいただいたからには、自分なりにできることをしていきたいです」と意気込みを語った。また天海さんに対しては、「すごく堂々とされていて、目がどうしてもいくんですよ」と早速刺激をもらい、「真ん中がぶれちゃいけないと、今すごく学べています」と話す。

『薔薇とサムライ2』では前作から十数年後が描かれ、女海賊アンヌが国王としてコルドニア王国を治めているなか、アンヌや五右衛門に新たな危機が訪れる。「アンヌはコルドニアという小さい国の将来や国民のことを考えつつ、周りの信頼できる小さな国々と協力しながら大きな国と戦っています」(天海)。「今回アンヌという人間が持っている平等性、あらゆる人たちにチャンスを与えようとする性格が、逆の結果に出てしまい、大変なことになる」(古田)。ソルバニアノッソ王国の女王マリア・グランデ(高田聖子)や、ボルマン・ロードス宰相(生瀬勝久)らの野望に翻弄されながらも、二人が協力しながら颯爽と立ち向かっていく。

また本作は世代交代がテーマの一つとなっていて、石田ニコルさんや西垣匠さんなど新感線初参加のキャストたちが新風を吹き込む。

天海さんは冗談交じりに、「『世代交代をしろ』と暗に言われていると私は受け止めていて。新感線(出演)は最後になるかもしれないので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います」と笑顔を見せる。

神尾さんは、前作で浦井健治さんが演じたボスコーニュ公国の国王シャルル一世の弟、ラウル役。シャルルは海難事故で生死不明となり、ラウルがボスコーニュの代表となっている。「明るくて何事も恐れずにやる長男の陰に隠れていた次男、というような内気なタイプ」で、「兄のようにはできないと葛藤する」役柄を、稽古で模索できればと話していた。

他にも、頼もしい劇団員の粟根まことさん、『薔薇とサムライ』にも出演し前作と同じエリザベッタ役を演じる森奈みはるさん、素晴らしい殺陣を見せる早乙女友貴さんたちが出演。

古田さんは「友貴や神尾やニコルと絡むのが楽しみ」と、キャストたちとの化学反応に期待していた。

最後にそれぞれが見どころや意気込みを語った。「勧善懲悪の分かりやすい話ですが、実はヨーロッパの情勢や日本の政治のことを考えると、深読みもできる話になってます」(古田)。

「12年ぶりにアンヌと五右衛門が戻ってきますし、フレッシュな面々も揃っているので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」(天海)。

「作品自体にすごいパワーがあります。ぜひそのエネルギーを受け取ってもらえたら嬉しいです」(神尾)。

取材会/ヘアメイク=[天海]林智子・[神尾]内藤歩 スタイリスト=[天海]えなみ眞理子・[神尾]杉本学子(WHITNEY) 衣装協力=[天海]ドレス(divka問03-5468-2118)、イヤリング(Donatella Pellini問03-3274-8248)、バングル(Pellini問03-3274-8248) 

【公演データ】
2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演
SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』

作:中島かずき
作詞:森 雪之丞
音楽:岡崎 司
振付・ステージンク:川崎悦子
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太 天海祐希/石田ニコル 神尾楓珠/高田聖子 粟根まこと 森奈みはる 早乙女友貴 西垣匠/生瀬勝久、他

富山公演/2022年9月9日(金)~9月11日(日) オーバード・ホール
新潟公演 BSN新潟放送開局70周年/2022年9月22日(木)~9月25日(日) 新潟県民会館 大ホール
大阪公演/2022年10月5日(水)~10月20日(木) フェスティバルホール
東京公演/2022年11月1日(火)~12月6日(火) 新橋演舞場

公式HP http://www.vi-shinkansen.co.jp/barasamu2/

★★TOPICS1★★
本公演についての天海祐希さんのロングインタビューを、
現在絶賛発売中の『オモシィプレスVOL.22』にて掲載しています。
また同じく、神尾楓珠さんのロングインタビューも、9月下旬発売予定の『オモシィプレスVOL.23』に掲載予定です。併せてお楽しみください。

★★TOPICS2★★
劇団☆新感線の最新作『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』の上演を記念して、ゲキ×シネ『薔薇とサムライ』ほか、五右衛門ロックシリーズの上映が決定! 公演期間と合わせ、2022年9月から12月まで、12年前の前作『薔薇とサムライ』他が、ゲキ×シネ版にて、富山、新潟、大阪近郊、東京近郊の映画館で上映されます。
【上映期間】
2022年9月12日〜12月8日(一部除く) ※上映時期は各映画館によって異なります。
【上映館】
J MAX シアターとやま、T・ジョイ新潟万代、T・ジョイ京都、梅田ブルク7 、塚口サンサン劇場、新宿バルト9 、T・ジョイPRINCE品川、シモキタエキマエシネマ『K2』、横浜ブルク13、T・ジョイ蘇我、こうのすシネマ
【上映作品】
ゲキ×シネ『薔薇とサムライ』、ゲキ×シネ『五右衛門ロック』、ゲキ×シネ『 ZIPANG PUNK 〜五右衛門ロックⅢ』
※上映作品は各映画館によって異なります。
【価格】
2,000 円
【詳細】
https://gxcblog.exblog.jp/32794620/

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