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「このメンバーだからこそ出せる音を紡いでいけたら 」浦井健治主演『キングアーサー』のプレイベントを開催!
イギリス・ケルトに伝わる伝説をフランスの名作曲家ドーヴ・アチアが描いたミュージカル『キングアーサー』が、2023年1月より、オ・ルピナ演出、浦井健治主演で上演される。8月25日、都内にてプレイベントが行われた。(撮影:増田慶)
NEWS & INFORMATION 2022 8/26 UPDATE
『キングアーサー』は、2015年にパリで世界初演。2016年には宝塚歌劇月組が『アーサー王伝説』のタイトルで上演。2019年には韓国で上演され「ラインセンスミュージカル作品賞」と「観客賞」を受賞した人気作品だ。
来年上演される日本版では、主演のアーサー王を浦井健治が、アーサーに王座と婚約者を奪われ復讐を誓うメレアガンを伊礼彼方と加藤和樹がWキャストで演じる。
ほかに、アーサーに忠誠を誓うが、アーサーの王妃・グィネビアを愛してしまう騎士ランスロットを太田基裕と平間壮一、グィネビアを小南満佑子と宮澤佐江、アーサーの甥・ガウェインを小林亮太、アーサーの異母兄・ケイを東山光明、アーサーを導く魔術師・マーリンを石川禅、アーサーの父を憎み、アーサーに復讐しようとする異父姉・モルガンを安蘭けいが演じる。
プレイベントは歌唱披露からスタート。伊礼彼方と加藤和樹が「奪われた光」を熱唱。続いて浦井健治、小南満佑子、宮澤佐江が「魔法に導かれ」を歌い上げた。
続くトークセッションでは、演出のオ・ルピナ氏が「素敵なスタッフ、素敵な俳優の皆さんとご一緒できて光栄であり、またとっても楽しみです」と日本語で挨拶。
楽曲のお気に入りのポイントを聞かれた浦井健治は「いわゆるグランドミュージカルとは少し毛色が違ったシャウトな、どこまでも高い(高音の)、やりがいのある曲です。しっかりとみんなで体力をつけて、このメンバーだからこそ出せる音を紡いでいけたら」とコメント。
また楽しみにしていることを聞かれた安蘭けいは「かなり強い女性を演じることは多いけれど、悪が入った女性を演じるのは宝塚をやめて初めてで、楽しみです」、伊礼彼方は「プライベートでは負けませんからね」と浦井と戦うシーンについて熱く語り「1公演くらい勝たせてもらいたい」と言って会場の笑いを誘った。
加藤和樹は楽曲の感想を聞かれて「感情的なメロディラインと、アンサンブルキャストが踊れる方ばかりなのでダンサブルな感じ。音楽だけでなく見た目にも派手で、時に切なく悲しく、そういうものを表現できたら」と熱意を見せた。
さらに、ご自身の誰にも負けないところとして「○○キング」を聞かれた石川禅は「この中にぬか漬けをつけたことがある人いる?」と質問。手を挙げた小南満佑子と小林亮太と3人で、石川が「カブ」、小南が「キュウリ」、小林が「アボカド」を漬ける話など、ぬか漬けトークで盛り上がり、「ぬか床をかき混ぜるキング」と名乗りをあげた。
最後に浦井が「すごくド派手で、ダンスあり、アクロバットあり、殺陣あり、フレンチロックということでかなりガンガンのギラギラキラキラした作品だと思うのですが、人間の物語の中では、本当の正義だとか愛の形を繊細なところで紡ぐ、感情を大切にする作品になると思います。かなりの体力勝負になると思うので、怪我人なく、一人も欠けることなく、駆け抜けていけたら。禅さんを筆頭に、安蘭さんもいる、イケメンぞろいの舞台です。楽しんでいただけると思います」と意気込みを語った。
ミュージカル『キングアーサー』は、2023年1月12日から、東京・新国立劇場 中劇場にて上演。2月から3月に全国で上演される。
[公演情報]
ミュージカル『キングアーサー』
2023年1月12日(木)~2月5日(日)
[東京]新国立劇場 中劇場
2023年2月11日(土・祝)・12日(日)
[群馬]高崎芸術劇場 大劇場
2023年2月24日(金)~26日(日)
[兵庫]兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
2023年3月4日(土)・5日(日)
[愛知]刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
日本版台本・演出:オ・ルピナ
翻訳・訳詞:高橋亜子
音楽監督:竹内聡
出演:浦井健治、伊礼彼方/加藤和樹、太田基裕/平間壮一、小南満佑子/宮澤佐江、小林亮太、東山光明、石川禅、安蘭けい 他