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アイデンティティをテーマにしたSF作品『ID』が上演中!
崎山つばさ主演舞台、TXT vol.2『ID』が6月17日東京・よみうり大手町ホールで初日を迎えた。囲み取材とゲネプロの様子をお届けする。(撮影/片桐ユウ)
NEWS & INFORMATION 2021 6/22 UPDATE
TXTシリーズは、『仮面ライダーゼロワン』や『仮面ライダーエグゼイド』でメインライターを務める高橋悠也と東映がコラボレーション作品を生み出していくプロジェクト。その第二弾となる『ID』は、人格とは何か、アイデンティティはどこにあるのか、個としての人間の存在を問うSF作品だ。
初日前日、劇場ロビーにて囲み取材が行われた。
主演の崎山つばさは「皆さんに舞台を何も気にせずに楽しんでもらえるということを、少しずつ取り戻せているのかなという実感があります。そこに甘えずに僕らが作ってきたものをみんなと一緒に見せていけたら」とコメント。共演の松田 凌は「演劇を届けられるうれしさと、楽しんでいる中にも緊張感を感じています。さまざまな仕掛けがある作品です」、井上小百合は「自分にとって役者としてのアイデンティティを探す作品になると思います」と本作への思いを語った。
8人のキャスト全員が、実験を行う委員会のメンバーと、実験により生み出されたアバターの二役を演じる。冷酷で感情表現の乏しい委員会メンバーと、喜び、怒り、悲しみなど、それぞれ異なる感情を与えられたアバター。正反対の人物を一人二役で演じる役者たちの多彩な表情が大きな見どころ。芝居の面白さをたっぷり堪能できる。
公演は6月27日までよみうり大手町ホールで、7月2日から4日までは大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。詳細は公式サイトにて。
https://www.txt-theater.jp