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ミュージカル『フランケンシュタイン』製作発表記者会見
来年上演されるミュージカル『フランケンシュタイン』の製作発表記者会見が、8月19日、都内にて行われました。
NEWS & INFORMATION 2016 8/19 UPDATE
製作発表には、中川晃教さん、柿澤勇人さん、加藤和樹さん、小西遼生さん、音月 桂さん、鈴木壮麻さん、相島一之さん、濱田めぐみさん、そして演出の板垣恭一さんが登壇しました。
天才科学者のビクター・フランケンシュタインと、悪党のジャックの2役を演じる主演の中川さんは「この作品の稽古に向かうにあたって、いろいろと準備をしている最中ですが、本当に壮大な音楽です。そして同様にとても素敵な物語だなと思います。同じアジアで隣国である韓国で作られたということも、すごく魅力的に感じられるところです。今からとても楽しみにしています」と挨拶しました。
中川さんとダブルキャストで主演を務める柿澤さんは「僕は実は中川さんの大ファンでして、劇団時代、研究生時代、毎日中川さんの歌を聴いて、なんて歌がうまい人なんだろう、こんなに歌を自然に愛せるんだったら人生楽しいだろうなと思っていました。すごい憧れの存在でした。この日(会見の日)のために歌稽古をしたのですが、緊張してその日の記憶がほとんどないです。これから一緒に作っていくんだな、頑張るぞ、と思って下を向いたら、社会の窓が全開でした。それくらい興奮していたんだと思います」と中川さんへの熱い憧れを告白。
ビクターの親友、アンリ・デュプレとビクターに生み出された怪物の2役をダブルキャストで演じるのは加藤さんと小西さん。加藤さんは「お話をいただいてすぐに調べて韓国まで観にいきました。言葉はわからないですけれど、なんとも言えない気持ちの高ぶりを感じて、自然に涙が流れました」と韓国での観劇体験を披露。小西さんは「音楽がとてつもなく壮大で、そこに乗っかっている人の声や役柄自体がとても力強くて、また二役を演じるのですが、その二役の振り幅が大きくて、やりがいのある作品、役になっています」と作品の魅力を語りました。
ビクターの婚約者・ジュリアと、怪物に思いを寄せるカトリーヌを演じる音月さんは、「こんなに素敵なカンパニーの一員として、入れていただきました。実は私は明るい人見知りなので、二、三日前から緊張していました。でもこうして今日皆様を拝見して、とても心強い皆様の中に入れることがとても幸せだなとあらためて実感しています」とカンパニーへの思いをコメント。ビクターの執事・ルンゲと闘技場の召使・イゴールを演じる鈴木さんは「素晴らしい楽曲とすごく美しい世界観、美術に彩られた『フランケンシュタイン』の日本初演に参加させていただけることにとてもワクワクしています」、ジュリアの父・ステファンと守銭奴・フェルナンドの二役を演じる相島さんは「(これまでも)ミュージカルをやっていますが、すべてコメディです。それが今回はかっこいいミュージカルです。とてもかっこよく、とてもクールで、とても美しいミュージカル。その中に交ぜていただきます。初めてでございます」と笑いを交えてつつ初めてづくしの舞台への意気込みを語りました。
またビクターの姉・エレンと闘技場の女主人・エヴァの二役を演じる濱田さんは「エレンという役の立ち位置がただのお姉さんではなく、作品の中で、(エレンを演じる)1幕では聖女のようにあったかい存在でありながら、(エヴァを演じる)2幕では真逆の冷酷な悪魔のような存在を演じます。そういう極端な部分をできるようにこれから稽古を始めたいと思います。とても気持ちいい楽しい稽古になると思いますし、素晴らしい初日を迎えられると信じています」とコメントしました。
最後に中川さんと柿澤さんのデュエットで、ミュージカルナンバー「偉大なる生命創造の歴史が始まる」を披露。会場に集まったオーディエンス200人から大きな拍手が沸き起こりました。
ミュージカル『フランケンシュタイン』は2017年1月8日〜29日まで、日生劇場にて、その後、大阪、福岡、愛知で上演されます。詳細は下記公式サイトをご確認ください。
http://www.tohostage.com/frankenstein/