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『新春浅草歌舞伎』と「新派」の初日鏡開き開催!
2016年1月2日、毎年恒例『新春浅草歌舞伎』と「新派」の初日鏡開きがありました。
NEWS & INFORMATION 2016 1/2 UPDATE
若手歌舞伎俳優の登竜門として、36年続けられてきた『新春浅草歌舞伎』は、浅草公会堂にて本日より上演中。第1部『三人吉三巴白浪』『土佐絵』『与話情浮名横櫛』より「源氏店の場」の3幕、第2部は『毛抜』と『義経千本桜』の「川連法眼館の場」の2幕。第1部、第2部ともに、素顔の役者が挨拶をするお年玉<年始ご挨拶>から始まります。
鏡開きには、尾上松也さん、坂東巳之助さん、坂東新悟さん、中村米吉さん、中村隼人さん、中村国生さん、そして中村錦之助さんが出席しました。
尾上松也さんは「正月というのはライバル公演の多い時期で歌舞伎だけでも5座公演があります。まだまだ未熟なところはございますが、気持ちと情熱だけはどの劇場にも負けないようやっていきたいと思います」と意気込みを語りました。
鏡開きに続いて、出演俳優たちからファンへの振る舞い酒もあり、華やかな幕開けとなりました。
新派の『初春新派公演 糸桜/新年踊り初め』の初日鏡開きは、三越劇場のある日本橋三越の1階イベントステージにて行われ、水谷八重子さん、波乃久里子さん、市川月乃助さん、大和悠河さんが出席しました。
市川さんは歌舞伎界から新派に転身して新たなスタート。この公演が入団第一作となります。「新派の名を汚すことのないよう、また新派俳優として誇りを持って精進して参る覚悟でございます」と決意を語りました。
また、宝塚歌劇団の元男役トップスターとしては越路吹雪さん以来の新派出演となる大和さんは「新派の舞台に出させていただけるというのは本当に光栄なことで、この一月せいいっぱい、皆さんに喜んでいただけるように演じてまいりたいです」と挨拶しました。
『新春浅草歌舞伎』は浅草公会堂にて1月26日まで、『初春新派公演 糸桜/新年踊り初め』は三越劇場にて1月25日まで上演中です。