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「ラ・カージュ・オ・フォール」30周年上演中!
劇団四季時代からのゴールデンコンビ、市村正親さん・鹿賀丈史さんが「ラ・カージュ・オ・フォール」で息のあった演技を見せています。(写真・文/湊谷一子)
NEWS & INFORMATION 2015 2/26 UPDATE
日本初演30周年を迎えるミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』は、1973年フランスで誕生し、ストレートプレイ、映画、ミュージカルとさまざまな形で大ヒットし、数々の賞を受けてきた驚異的人気作です。 日本では1981年にストレートプレイ版が、1985年にミュージカル版が上演され、たちまち大ヒット。中でもこの市村&鹿賀コンビによる上演は人気が高く、30周年にふさわしいキャスティングです。
大人気ゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」の経営者ジョルジュ(鹿賀丈史)と、看板スターのザザことアルバン(市村正親)は、20年もの間パートナーとして暮らしてきました。彼らが育てたジョルジュの息子ジャン(相葉裕樹)と恋に落ちたのが、「ゲイクラブなどぶっつぶす!」と公言するお堅い議員の娘・アンヌだったことから、騒動が持ち上がります。
市村さんのアルバンはかわいいお母さんそのもの。エプロン姿も堂に入ったものです。しかし一旦ステージに出れば、圧倒的な存在感で輝くスターのザザ。そんなアルバンの両面を愛してきたジョルジュとの深い絆は、彼らの交わす言葉の端々、ふとした仕草に現れています。市村さんと鹿賀さんという、盟友同士の絆の深さでもあるのでしょう。コミカルなシーンも多く、お堅いアンヌの父が女装するところは「一度見たら忘れられない…」というジョルジュのセリフ通り、お約束の爆笑シーン。圧巻のレビューも大きな見どころのひとつです。見終わった誰もが「また観たい!」と思うこと間違いなし。2月28日まで日生劇場にて上演中です。いそげ~!!