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ミュージカル『ヴェローナの二紳士』製作発表会見

10月3日、東京會舘にて、ミュージカル『ヴェローナの二紳士』製作発表会見が行われました。

NEWS & INFORMATION 2014 10/3 UPDATE

シェイクスピアの初期の傑作喜劇『ヴェローナの二紳士』が、ミュージカルとして生まれ変わり、トニー賞最優秀作品賞と最優秀脚本賞を受賞したのが1972年。日本ではこれまで劇団四季で上演されていますが、以来久上演は久々。今回は演出に宮本亜門さんを迎え、満を持しての上演となります。

会見の登壇者は、演出の宮本亜門さんのほか、二紳士役の西川貴教さん、堂珍嘉邦さん、そして島袋寛子さん、霧矢大夢さん、武田真治さん、斉藤暁さんの7名。キャスト陣も、表現力のある個性的なアーティストが揃いました。武田真治さん、斉藤暁さんは、それぞれサックス&トランペットも演奏するそう。ちなみにこのお二人、亜門さんのミュージカルには何度も出演済みで、若干緊張しているほかのメンバーの気持ちをほぐすかのように、コンビで終始笑いを誘っていました。

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宮本亜門さんは「シェイクスピア生誕450周年記念の年のラストを飾る、めちゃめちゃ変わったシェイクスピアです。“こんなに面白くていいのか!こんなに楽しくていいのか!”というくらいの、こんなに人って素敵なんだ、シェイクスピアってなんでもありだね!っていう、幸せと喜びあふれる時間をがんばって演出したいと思います。キャストもスタッフもほんとに楽しい方が多いんです! 今ちょっと憂鬱になっている方や本当の愛を感じたい方、発散したい方、ぜひ劇場へ足を運んでいただきたいと思います!!」とワクワクがとまらない様子。

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プロテュース役の西川さんは「シェイクスピアの、なかでも随一の、非常に破綻した男だと思います。そんなすばらしい役(笑)をやらせていただきます。僕なりのプロテュース役を、宮本さんの演出でやらせていただけるというのをうれしく思いますし、感動はもちろん、皆さんに楽しんでいただけるものになればと思います」

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ヴァレンタイン役の堂珍さんは「自分が思っている以上に、喜び・自由・葛藤・悲しみ・友情など、みんなが自由になれる舞台になりそうだなぁと。いろんなところで跳ねていきたいと思います」。

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男装もするジュリア役の島袋さんは「田舎の畑が好きな女の子の役です。プロテュースに恋をしていろんな経験をしていきます。最後、どういう結末になるのか、どういう演出をされるのか、私自身、とても楽しみにしています」。

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ミラノ大公の娘シルヴィア役の霧矢さんは「モテる役なのでプレッシャーではありますが、愛と夢がたくさん詰まった作品を皆様に楽しんでいただいて、今年を締めくくる作品にしていきたいです」

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チューリオ役の武田さんは「日本では劇団四季さんで上演したのですが、そのときに僕の役を演じたのは、個人的に敬愛する市村正親さんなんです。市村さんにも観ていただいてほめていただけるような演技ができるようにがんばります」

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 宿屋の主人など二役を演じる斉藤暁は「電車の中で台本を読みながら来ました。亜門さんも最初であったころから年をとって、さっきまで健康談義をしておりました。健康第一で芝居を作り、われわれも皆さんも元気でやりましょう!」

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また、はじめて亜門さんの演出を受ける出演者たちが、亜門演出への期待について語りました。

西川さん「まだやってなかったっけ?といわれるくらいだったんです。思いもつかない、客席にいるような感覚を落とし込まれていると感じています。初めてですし不安もありますけど、それよりも宮本さん独自のグルーブを楽しめればと思っています」

堂珍さん「シェイクスピアを新しいアプローチでやりたいという亜門さんの言葉に僕も賛同したし、興味がわきました。自分はラテンと対極にある感じがしているんですが、亜門さんや共演者にふれることで自分の中にあるものが膨らんでいくといいなという思いでいます」

島袋さん「初めてご一緒させていただくんです。“演出は宮・・・”と、宮の字を聞いただけで“はい!絶対やります!”と即答しました(笑)。観るたびに、繊細で自分の中に奥深く入ってくるメッセージがあって、いつか一緒にやらせていただきたいと祈ってきたので今回本当にうれしくおもっています。ビシバシ教えていただきたいです」

霧矢さん「エネルギーとかパッションがすごく伝わってくるなといつも思っています。瞳がとにかくキラキラしていて、説明をうけていても瞳に心がひかれましたのです、亜門さんの情熱と自分の情熱をプラスさせて、亜門さんの世界に染まりつつ自分なりシルヴィアを演じたいです」

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今回の宮本亜門版『ヴェローナの二紳士』は、これまでのポップ・ロック調の音楽に加え、ラテン音楽の要素を強めて、カーニバルのような明るいエネルギッシュな舞台として新たに誕生します。NYのオリジナルスタッフからのリクエストは、「自由に作り変えるのも大歓迎! とにかく面白くしてほしい」とのこと。海外ミュージカルとしてはめずらしいほど柔軟な対応のおかげで、日本人の笑いの感覚に沿った、抱腹絶倒の舞台が期待できそう。

 『ヴェローナの二紳士』は12月7日~28日日生劇場にて上演されます。その他、全国公演もありますので、詳細は公式サイトをご覧ください。

『ヴェローナの二紳士』公式サイト http://www.tohostage.com/verona/

 ★囲み取材で、「秋、皆で旅行するならどこへ行きたい?」という質問の答え&西川さんメッセージ★

(※画像がゆれており、出演者の画像が一部切れております。画像も音声も良好な状態ではない旨、ご了承の上、ご覧ください)

 

 

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