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ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』製作発表
9月9日、都内にて、ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』の製作発表記者会見が行われました。
NEWS & INFORMATION 2014 9/12 UPDATE
『アリス・イン・ワンダーランド』は、ルイス・キャロル原作『不思議の国のアリス』をベースに、現代人の抱える不安や悩みを主人公のアリスが解決し、本当に大切なことを再発見していく物語。作曲家フランク・ワイルドホーンが手掛けたミュージカルを、鈴木裕美演出で2012年に日本で初上演。今回は2年ぶりの再演となります。
製作発表には、安蘭けいさん、濱田めぐみさん、平方元基さん、松原剛志さん、唯月ふうかさん、小野田龍之介さん、新納慎也さん、石川禅さん、渡辺美里さんと、演出の鈴木裕美さんが登壇しました。
アリスを演じる安蘭けいさんは「『2年前つらかったことなんか、すっかり忘れちゃうね』とさっきめぐちゃん(濱田めぐみ)と話していたんですよ(笑)。今回メンバーが新しく変わったので、新しいアリスを作っていけたらと思います」と意気込みを語りました。
「唯一の悪役、ネガティブ担当」だという濱田めぐみさんは「初演では一生懸命アリスのネガティブな部分を増幅してやろうと頑張ってきました。2年の月日が流れ、それぞれ人生を歩んできていろいろなことを経験してきました。深まったネガティブさをもっと大きくして、意地悪に艶めかしく演じたいです」
ハートの女王役の渡辺美里さんは「私が演じるハートの女王は、バランスを取って、みんな仲良くしましょうよと均衡を保ちたがる役柄です。誰の心の中にもある『仲良くしたい』『うまく収めたい』という大切な基本の基本。それぞれのみんなのハートの女王を演じられたらと思います」
「初演の公演中に『再演が決定しました』と聞いて、果たして2年後にできるのか?と(笑)。宝塚バリの大階段があるので、なんとか克服するために、体力温存に励み、芝居は二の次で(笑)、とにかく体力勝負です」と石川禅さん。
初演時、出演者に「ミニ紅白歌合戦みたいにしたい」と伝えたという演出の鈴木裕美さんは「とくに小さい子を対象に作っているわけではないのですが、多分小学校に入学するくらいの年齢のお子様でも観ていただける作品になっていると思います。お子様にも大人の方にも楽しんでいただける内容にしたいです」と語りました。
トークの後は、安蘭さんと石川禅さんがミュージカルのナンバーの中から一曲ずつ歌を披露。会場に招かれたオーディエンスから熱い拍手がわき起こりました。
ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』は、11月9日~11月30日まで、東京・青山劇場にて上演。大阪公演、名古屋公演もあります。
公演の詳細は以下の公式サイトにてご確認ください。