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舞台『うかうか三十、ちょろちょろ四十』稽古スタート
井上ひさしさんの戯曲『うかうか三十、ちょろちょろ四十 』が藤井隆さん主演で、5 月 8 日より上演されます。その稽古が4月9日に始まりました。稽古場から写真とコメントが届きましたので、ご紹介します。
NEWS & INFORMATION 2013 4/10 UPDATE
「うかうか三十、ちょろちょろ四十」 は1958 年、上智大学に籍をおきながら浅草フランス座の文芸部員としてコント台本を 執筆する他、ラジオドラマや芝居の脚本を次々に執筆していた井上ひさしさんが、文部省芸術祭脚本奨 励賞を受賞した作品。彼の長い 作家人生の原点となったこの作品が、執筆から55年を経て、こまつ座で初めて上演されます。
出演は、おとなしい人柄ながら村に混乱をもたらすとのさま役に、藤井隆さん。とのさまに恋される娘ちかを福田沙紀さん。そして、ちかの夫権ずをD-BOYSで活躍中の鈴木裕樹さんが演じます。
井上ひさしさんの命日でもある4月9日、稽古がスタート。出演者、スタッフの皆さんから、コメントが届きました。
主演:藤井隆さん
この作品にお声をかけていただいて、光栄でうれしく思っています。東北弁の CD を事前にいただいて聞いていましたが、 実際に稽古場で声に出して読んでいると楽しくなってきました。稽古中、存分に楽しませていただきますので、本番が始 まったら皆さんにも楽しんでいただけるよう頑張ります!
演出:鵜山仁さん
生きていくにあたっての幸せ、死んでいくにあたっての幸せ。幸せとはどういうものなのか…。読めば読むほど怖くなる、 謎がいっぱい詰まった作品です。内容を充実させたものにしていきたいと思います。
こまつ座代表取締役:井上麻矢さん(井上ひさしさんの三女)
この作品は、井上ひさしの原点と言われている作品です。今回、こまつ座での初上演が決まって、いよいよ本日から稽 古が始まります。やっとこの日がやってきました。良い命日にしていただき、ありがとうございます。
［公演情報］
こまつ座 第九十九回公演・紀伊國屋書店提携 「うかうか三十、ちょろちょろ四十」
5月8日（水）~6月2日（日） 紀伊國屋サザンシアター
作：井上ひさし
演出：鵜山仁
出演：藤井隆 福田沙紀 鈴木裕樹 田代隆秀 小林勝也 ほか
問い合わせ：こまつ座 ０３－３８６２－５９４１
公式サイト：http://www.komatsuza.co.jp/contents/performance/index2.html
