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歌舞伎座 新開場 発表会
現在、第4期歌舞伎座の跡地に建設中の歌舞伎の殿堂、歌舞伎座。2013年4月2日より、こけら落とし公演が行われます。新開場のスケジュールと、新しく生まれる複合施設「GINZA KABUKIZA」について、9月25日、都内ホテルにて発表会が行われました。
(第五期歌舞伎座 完成予想図 提供:松竹株式会社)
NEWS & INFORMATION 2012 9/26 UPDATE
第4期歌舞伎座が、2010年4月に閉場してから3年を経て、2013年4月に、第5期歌舞伎座が新開場を迎えます。
開場から1年間は、こけら落とし興行を開催。最初の3か月は、できるだけたくさんの俳優、たくさんの観客が新しい歌舞伎座で芝居を堪能できるように、大きい座組で3部制で公演。7月から9月は、若手を中心に「歌舞伎を敬称する公演」を予定しているとのこと。
舞台機構は、基本的には第4期の歌舞伎座を継承。間口や高さ、花道なども従来どおりの大きさで、慣れ親しんだ劇場空間に。客席の椅子の大きさは幅約3cm、前後を約6cm広げて座りやすく、以前1階席の途中にあった柱がなくなり、さらに見やすくなります。一幕見席も健在!
歌舞伎座の後ろには、歌舞伎座と一体となったオフィスビル「歌舞伎座タワー」も誕生。その5階に「歌舞伎ギャラリー」が常設され、屋上庭園に面した100坪のスペースで、小中学生や外国人観光客など、歌舞伎初心者も歌舞伎に親しめるような展示を行う予定です。
さらに、坂田藤十郎さんからメッセージが届きました。
「新しい歌舞伎座がいよいよ来春開場するとうかがい、まことにうれしく待ち遠しく思います。歌舞伎俳優にとりまして、歌舞伎座は特別な劇場です。晴れの舞台に立たせていただく日を、心待ちにいたしながら、日々精進してゆきたいと思っております」