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朗読劇『緋色の研究』公演レポート
朗読劇『緋色の研究』が9月25日、天王洲 銀河劇場で初日を迎えました。開演に先立ち行われたゲネプロの様子を、速報でお届けします。
NEWS & INFORMATION 2012 9/26 UPDATE
『緋色の研究』は、コナン・ドイルの代表作「シャーロック・ホームズ」シリーズの第一作にあたる、長編ミステリー。世界一有名な探偵ホームズと相棒ワトスンの、最初の物語です。今回の朗読劇では、毎回違うふたりの役者が、ホームズ役とワトスン役として、この長編小説を読み上げます。
ゲネプロは、初日のペア、ホームズ役を中屋敷法仁(柿喰う客)さん、ワトスン役を矢崎広さんが演じて、行われました。
大きな本棚の前におかれた二つの一人掛けのソファーに腰掛け、本を広げるふたり。
朗読劇なので、基本的に座って本を手に読むだけなのですが、中屋敷さんのひょうひょうとした口調や、時々爛々と輝く目は、まさに冷静で知的好奇心に満ちたホームズそのもの。
そして矢崎さんは、ワトスンだけではなく、ホームズ以外の登場人物のほとんどを声や表情、仕草を変えながら多彩に演じ分けていました。
時折、視線を交わし、お互いの空気を感じながら編み上げていく二人芝居。生演奏と照明も絶妙で、劇場に厚みのあるシャーロック・ホームズの世界が出来上がっていました。
朗読劇『緋色の研究』は10月14日まで、ペアをさまざまに変えて、上演中です。
[公演情報]
朗読劇『緋色の研究』 天王洲 銀河劇場
【9月公演】9月25日〜30日
【10月公演】10月11日〜14日
原作:アーサー・コナン・ドイル
脚本・演出:毛利亘宏(少年社中)
出演:中屋敷法仁/矢崎広/大河元気/鈴木拡樹/岡田浩暉/松下洸平/青柳塁斗/上山竜司/津田健次郎/廣瀬大介/大河元気/青柳翔/遠藤雄弥/斉藤慎二(ジャングルポケット)/久保田悠来/武田航平/早乙女太一/窪田正孝/山崎樹範/村井良大/山田裕貴/池田純矢
問い合わせ:キョードー東京 0570−064−708
公演詳細はこちら→公式HP:http://www.tristone.co.jp/sherlock/