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『シレンとラギ』東京公演囲み取材×公開稽古
今、もっともチケットが取れない劇団☆新感線の公演。新作『シレンとラギ』大阪公演をおえて、東京での初日前日の5月23日に、青山劇場にて囲み取材×公開稽古が行われました。
NEWS & INFORMATION 2012 6/1 UPDATE
5月24日に初日を迎え、7月2日まで、1ヶ月以上もの間、青山劇場で絶賛公演中の劇団☆新感線『シレンとラギ』。因果に翻弄される、二人の愛憎入り組む人間とラマを描いた〈いのうえ歌舞伎〉です。主演の藤原竜也さんの初参加、永作博美さんとの競演など話題も盛りだくさん。新感線ファンにとっては、劇団員が2年ぶりに勢ぞろいするという嬉しい公演になっています。
同劇団初参加の藤原さんは、新感線の〈出てほしい俳優ランキング>では上位の常連で、こちらもファンの望みがようやくかなったというところ。
当の藤原さんは、今回、新感線に参加できたことについて、「今まで触れてこなかった演劇の環境で、劇団の客演として入るというのも初めてなんです。劇団には独特の空気があるし大変ですけど、新たな発見もあって面白い。楽しみながらやっています。大阪では、多くの人に共感してもらい、受け入れてもらえたんじゃないかなと思います。30回近く大阪でやってきたので、東京のお客さんには、より完成されたものを提供できればいいと思っています」 と、大阪での手ごたえもがっちりとあった様子。
20年ぶりに新感線に参加する永作さんは、今回の出演について、「うれしいです。本望です。(20年前と比べ)小屋が大きくなっていますしファンの数も増えていることが大きく違いますね。でも、惜しげもなく、見得を切れるのはそのままなので楽しいです」とコメント。
藤原さんと同じく、新感線初参加の高橋克実さんは、「とにかく、キャスト・スタッフの受け入れ体制がパーフェクト! 初参加という環境ですが、気が楽です。新感線では、減点制なんですよ、大阪では、僕はけっこうやらかしてたようで(笑)。下にはかなきゃいけないズボンをはき忘れて出たりとか・・・」と、マスコミに促されて大きな失敗談を披露。
客演のキャストの感想をきいて、劇団側の古田新太さんは「大阪では、まあまあ6~7割くらいのお客さんに喜んでいただいたんで(笑)、今後とも6~7割くらい喜んでもらえるように日々努力したいと思います(笑)」と、ゆる~いコメント。
そして、「あいかわらず、ウチは体力的にはキツいですけど、和気あいあいとやってます。和を乱す人が約1名いますけど…」と話して、いきなり「北村有起哉です!」と名指し! いったい何をしたのでしょう、北村有起哉さん(笑)。
大阪でねりあげられた『シレンとラギ』。東京での公演期間も、1ヶ月以上。その間にまた、進化を見せるかもしれませんね!
それでは、舞台写真をお楽しみください!
劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』
2012年5月24日~7月2日 青山劇場
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:藤原竜也 永作博美 / 高橋克実 / 古田新太
三宅弘城 北村有起哉 石橋杏奈 / 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 他
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337