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キャスト一新、ミュージカル『ジキル&ハイド』囲み会見&ゲネプロ
ミュージカル『ジキル&ハイド』が、2012年3月6日(火)から東京・日生劇場で始まりました。その囲み会見が劇場ロビーにて行われました。
NEWS & INFORMATION 2012 3/8 UPDATE
本作は鹿賀丈史さん主演で過去に4回上演されたブロードウェイ・ミュージカル。今回よりキャストを一新。石丸幹二さんを主演に、濱田めぐみさん、笹本玲奈さんが共演する、新しい作品に生まれ変わりました。
会見で石丸さんは「これまでの『ジキル&ハイド』は素晴らしい極みまで行ったので、敢えて違う形の作品にしました。新しいものを作るということで、僕らよりも演出の山田さんが大変だったと思います。僕らは気負いもなく、毎日が発見でしたね」と笑顔で語りました。
「自分の中に二面性があるのか自問自答しながら役作りをしました。ジキルのほうがやりやすかったですが…」という石丸さん。でも濱田さんいわく「ハイドのほうが生き生きと演じていらっしゃいましたよ」とのこと。石丸さんは「自宅でお酒を飲むと、ちょっとハイドが出てきたり」するそうです。
ジキルの婚約者エマを演じる笹本さんは「カンパニーの皆さんが1880年代のロンドンに引っ張っていってくださるので、何も考えずあまり悩まずに、皆さんを信頼して稽古をしてきました」とコメント。笹本さんに石丸さんは「笹本さんは出てきただけで、貴婦人という言葉がピッタリ。すごいです」と一言。
娼婦ルーシーを演じる濱田さんは「娼婦という初めての役ですが、周りの方が盛り上げてくださって、そういうふうに見えるように持っていってくださいました。自分では必死でついていっている感じです」。すかさず石丸さんが「いやいや、色気がムンムンですよ。衣裳も素敵で見どころです」と褒め讃えました。
自分自身にある二面性について聞かれて、笹本さんは「普段はあまりおしゃべりじゃないんですが、稽古場では明るいというイメージがあるようです」。濱田さんは「物事に集中すると怖いくらいにストイックになってしまうみたいで」と答えていました。
また歌については「歌いがいのある曲が多いです。体力がないと歌えないけど、みんなが調子がいい時は、すごい。聴きごたえのある、素晴らしい歌です。濱田さんと笹本さんのデュエットも見どころの一つですね」
濱田さんは「玲奈ちゃんとジキルとハイドどっちがタイプ?っていう話をよくしているんですよ」というエピソードを披露。濱田さんは「両方それぞれに素敵」と思っているそうで、笹本さんは「どちらも素敵ですけど、私のエマという役はジキルを愛しているので、私自身もジキルですかね?」とコメントしていました」
最後に石丸さんが「皆さんがあっと驚くような『ジキル&ハイド』をカンパニー一丸となってお届けします」と力強く約束しました。
囲み終了後、ゲネプロが公開されました。
石丸さんがジキルからハイドに変貌する様子は必見。濱田さんのルーシー、笹本さんのエマの印象の強さや歌の素晴らしさ、炎を使った演出など、見応えも聴きごたえもある舞台に、取材陣ら観客は惜しみのない拍手を送りました。
新しく生まれ変わった『ジキル&ハイド』は、3月28日(水)まで、東京・日生劇場、ほか大阪、名古屋にて上演されます。
フランク・ワイルドホーンさんのインタビューは以下からどうぞ。
INTERVIEW! フランク・ワイルドホーン氏(3回連載)Part.1
INTERVIEW! フランク・ワイルドホーン氏(3回連載)Part.2
INTERVIEW! フランク・ワイルドホーン氏(3回連載)Part.3
[公演情報]
ミュージカル『ジキル&ハイド』
2012年3月6日(火)〜3月28日(水) 日生劇場
2012年4月6日(金)〜4月8日(日) 梅田芸術劇場
2012年4月14日(土)〜4月15日(日) 愛知芸術文化センター大ホール
作詞・脚本:レスリー・ブリカッス
作曲:フランク・ワイルドホーン
演出:山田和也
出演:石丸幹二 濱田めぐみ 笹本玲奈 他
問い合わせ:(東京)ホリプロチケットセンター 03-3490-4949
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