インタビュー & 特集

INTERVIEW! 『タンブリング』vol.3 柳下 大さん part1

男子新体操をテーマに友情や家族との絆を描いた青春ドラマ『タンブリング』。2010年に放送され人気を博したドラマの舞台版、第3弾がこの夏に上演されます。主演は柳下 大さん。D-BOYS STAGE『淋しいマグネット』や、つかこうへい作『熱海殺人事件NEXT』など数々の舞台に立っている柳下さんにお話をうかがいました。(写真/笹井孝祐 取材・文/臼井祥子)

INTERVIEW & SPECIAL 2012 6/5 UPDATE

舞台『タンブリング』vol.3は、8月に東京、大阪で上演されます。まずは舞台について動画のコメントをお届けします。

 

 

柳下 大さんは、俳優集団D-BOYSに所属。D-BOYSの役者たちは、ドラマや映画、外部の舞台で活躍する一方で、毎年D-BOYS STAGEに取り組んでいます。今年4月には、記念すべき10公演目の舞台『淋しいマグネット』が、シアターコクーンで上演されました。
メインキャスト4名が全員ダブルキャスト(組み合わせは4つ)で行われたこの舞台に、柳下さんはベテランをそろえたREDSチームと、WHITESチームのシオン役で参加しました。

 

*柳下さんにとって、D-BOYS STAGEはどんな場所ですか?

実は僕は、あまり舞台に乗り気じゃなかったんですよ。D-BOYS STAGEには最初の公演から出ているんですが、2010年の『アメリカ』あたりまではやらされている感覚が強かった。それが大きく変わったのは『熱海殺人事件NEXT』に客演させていただいてからです。「演劇楽しいな」って思うようになったんですよ。今までの自分にないやり方を教えてもらって、新しい自分、楽しめる場所を見つけられた。

そうしたら、その次に出たD-BOYS STAGE 9th『検察側の証人』で、今までの自分ならもらえなかったような面白味のある、いい役をもらえました。作品も評価していただけて、自分の中でD-BOYS STAGEのイメージが変わりましたね。すごく恵まれた場所でやらせてもらってるってことに気付いたんです。

事務所の社長がプロデューサーもやっているんですが、演劇をすごくよく知っている人で、その人が俺たちのためにこういう作品を作ってきたんだとわかった。そのおかげでこんなにいい環境でやれて、注目されるようになって、大勢の方が観にきてくださるようになった。だから今後もっとD-BOYS STAGEを大きく有名にしたいし、その中で自分が中心に立っていたい、と。

*『検察側の証人』の次の作品『淋しいマグネット』は、シアターコクーンで上演されましたね。

そうなんですよ。『検察側』をやっている時に、「次はシアターコクーンでやるらしい」と聞いて、すごいな!と思いました。D-BOYS STAGEにはvol.1の『完売御礼』から出ていたので、そこまで行ったか!と。それで「初めてコクーンでやるなら、自分はそのメンバーに入りたいです」と社長に伝えたんです。

その分、怖かったですよ。今回の良し悪しでD-BOYS STAGEの今後が決まるんだと思って……。「10は0。またスタートラインに立った」という気持ちで挑む、新しいことに挑戦する舞台だったので。毎回新鮮な気持ちで、慣れないように、飽きないように演じて、最後までしっかりやりきった時に、やってよかったと思えるようにやりたいと思いました。

*常に勝負ですね?

そうですね。勝負していく上で、真ん中に立っていないとダメだと思うし、その結果として、『淋しいマグネット』をご覧になった方に喜んでいただけている実感もあるので。今回コクーンでやったことで、これまでのファンの方だけじゃなくて、演劇を好きな方がD-BOYSのことも好きになってくれたらいいなと思います。

D-BOYSのメンバーがそれぞれ外の舞台を経験してきて、またD-BOYS STAGEに集まってきた時に、力が増しているのがわかるんですよ。何より自分が変わったと思う。やっていて楽しいし、言われたことを理解する力も、それを表現する力も、前より少しずつ上がってきていると感じるんです。

そうやってもっともっとD-BOYS STAGEも僕も成長していきたいと思っています。

(Part2に続く)

 

柳下 大さんの生写真付きサイン色紙をプレゼント。
詳しくはプレゼントページをご覧ください。

 

[プロフィール]

柳下 大

やなぎした・とも
1988年6月3日生まれ、神奈川県出身
2006年、第3回D-BOYSオーディショングランプリを受賞。同年ミュージカル『テニスの王子様』に出演し人気を博す。その後、ドラマ『タンブリング』『下流の宴』『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイ〜2011』などに出演。舞台はD-BOYS STAGE のほか、『スイッチを押すとき』『熱海殺人事件』など外部の作品でも活躍している。

[公演情報]

舞台『タンブリング』vol.3

8月8日(水)〜12日(日) 東京国際フォーラム ホールC
8月17日(金)〜19(日) イオン化粧品 シアターBRAVA!
演出・振付:増田哲治(TETSUHARU)
脚本:広田光毅
出演:柳下大 馬場徹 佐々木喜英 木戸邑弥 春川恭亮 青柳塁斗 延山信弘 志尊淳 土屋シオン 浅香航大 江田結香・新垣里沙/石井正則
問い合わせ:DHE 03-5457-8880(平日12:00-18:00)
公式HP:http://www.tbs.co.jp/event/tumbling3/

 


  • online shop

    online shop
  • オモシィ会員登録

    オモシィ会員登録
  • お詫びと修正

    お詫びと修正
  • 公演情報登録

    公演情報登録
  • 川本成のオレ哲学

    川本成のオレ哲学
  • anfan

    anfan
  • 15バナーA

    15バナーA
  • バナーomo11_s

    バナーomo11_s
  • オモシィマグ6

    オモシィマグ6
  • mag4banner

    mag4banner
  • omo10_banner_small

    omo10_banner_small
  • banner14s

    banner14s
  • omoshii 13 申し込み

    omoshii 13 申し込み
  • omo7_small

    omo7_small
  • omoshii12

    omoshii12
  • omo9_small

    omo9_small
  • omo8_small

    omo8_small
  • MAG_BANNER

    MAG_BANNER
  • MAG2_RENSAI_BANNER

    MAG2_RENSAI_BANNER