インタビュー & 特集
SPECIAL! 舞台の上で繰り広げられるロードレース！『弱虫ペダル』
2012年2月1日（水）、銀河劇場にて舞台『弱虫ペダル』が幕を開けました。その舞台の様子をお届けします！
（取材・文／臼井祥子）
INTERVIEW & SPECIAL 2012 2/5 UPDATE
『弱虫ペダル』は 週刊 少年チャンピオン (秋田書店) で連載中の学園自転車ロードレース漫画です。
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総北高校に入学したばかりの小野田坂道は、アニメを愛するオタクの少年。体育会系のノリが苦手でスポーツも得意ではないけれど、小学生のころから秋葉原まで往復90km の道のり を自転車（ママチャリ）で通っていたという経歴の持ち主。
同じ総北高校に入学した実力派自転車レーサー・今泉俊輔や、秋葉原で坂道と出会った大阪出身の鳴子章吉は、ロードレースはまったくの素人である坂道の秘めた力に気がつきます。坂道は今泉に勝負を挑まれ、今泉のアニメ研究会入部を懸けて競争し惜敗するものの、しだいに自転車の面白さに目覚めていき……。
そのころ総北高校自転車競技部の3年生たちは、昨年アクシデントで敗れた強豪・箱根学園を倒すべく決意を新たにしていました。
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この学園青春自転車 ロードレース 漫画が、西田シャトナーさん演出、村井良大さん主演で舞台になりました。
見どころは、なんといっても迫力のレース場面。役者たちの独特なポーズと動き、そして鋭い効果音が、舞台の上に見事に自転車レースを描き出します。常に腰をかがめ自転車に乗った姿勢で動きつづけるというハードなレースシーン。リアルに流れる汗と、肉体的な苦しさをものともしない役者たちの熱が、レースそのものの迫力となって客席に伝わってきました。
主演の村井良大さんは、オタクで押しに弱い主人公・坂道を好演。「友達がいない」ことを悲しみながらも、卑屈なところのない前向きなキャラクターとして明るく演じていました。入部を決意した場面での目の輝きと力強い歌が印象的。
クールなイケメンで自転車には熱い情熱を持った今泉役の太田基裕さん、やんちゃで陽気な熱い男・鳴子役の鳥越裕貴さんら、役者たちの作りあげたキャラクターは、漫画からそのまま飛び出しきたかのような見事さ。なかでも箱根学園の選手の一人、荒北靖友を演じる鈴木拡樹さんは、これまでの鈴木さんのイメージを裏切るワイルドな役を熱演し、新たな一面を見せていました。
めくるめくレースと、自転車を通して結ばれる友情、そしてところどころにふっと笑いを差し挟み、休憩なしの２時間があっという間に感じられた、熱い舞台でした。
公演は2月6日（月）まで天王洲銀河劇場にて。
全公演当日券の発売があります。開場１時間前から先着順で受付開始。
http://www.maql.co.jp/special/pedal/qa.html
また千秋楽は 「ニコニコ生放送」で生中継も決定。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv79774626?ref=ser
アニメを語り合える仲間を作るために、坂道はアニメ研究会を作ろうとする
自転車競技部に入部した、性格も出身もバラバラの３人
１年生レースで互いに競い合い、友情を深めていく
［公演情報］
舞台『弱虫ペダル』
2012年2月1日（水）〜6日（月） 天王洲 銀河劇場
原作：渡辺航『弱虫ペダル』（秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載）
演出：西田シャトナー
音楽：manzo
脚本：なるせゆうせい
出演：村井良大、太田基裕、鳥越裕貴、馬場良馬、大山真志、郷本直也／森本亮治、鈴木拡樹、玉城裕規／倉貫匡弘ほか
http://www.maql.co.jp/special/pedal/
［DVD商品情報］
DVD発売が決定しました！
■発売日：2012年6月21日発売予定
■価格：¥9,240(税込)
■発売元：マーベラスAQL
■販売元：東映・東映ビデオ
公演会場でも予約受付中です。
会場限定予約特典は、発売記念イベント参加券とフォトカード2枚！
(c)渡辺航（週刊少年チャンピオン）2008
(c)渡辺航（週刊少年チャンピオン）／マーベラスAQL、ディー・バイ・エル・クリエ
イション、イープラス
