インタビュー & 特集

珠城りょう、初ソロコンサート『CUORE』開催! 3/26一般チケット発売!!

劇場を包み込むような大きな包容力や温かさを放ちながら、多彩な役を演じ分け、月組ひと筋に男役人生をまっとうした元トップスター・珠城りょうさん。2021年8月に宝塚歌劇団を卒業後、初となるソロコンサート『CUORE』を、4月5月に大阪と東京で開催する。スペシャルゲストも迎えるコンサートへの意気込み、ダンスや音楽への想い、これから挑戦したいことなど伺った。
(取材・文/小野寺亜紀、撮影/吉原朱美、ヘアメイク/河上智美、スタイリスト/久保コウヘイ)

INTERVIEW & SPECIAL 2022 3/24 UPDATE

――『CUORE』について、今楽しみにされていることは?

私にとってファーストコンサートになりますので、新しいことに挑戦したいと思い、演出の川崎(悦子)先生と色々な構成を考えているところです。どんな新しい自分に出会えるのか、素敵なゲストの方やキャストの皆さんと、どういった化学反応が起きるのか、非常に楽しみにしています。

――コンサートのテーマについて教えてください。

テーマはタイトルにもある「クオーレ」、(イタリア語で)「心」です。私は宝塚在団中、お芝居、歌、踊りのすべてにおいて心が大切だと思ってきたので、今回もそれをパフォーマンスに込めてお届けしたいです。そしてその心を受け取ってくださったお客様が、元気に前向きな気持ちになっていただけるものにしたいです。

――現時点で、何か決まっていることなど伺えますか。

在団中にカバーさせていただいた、Official髭男dismさんの「Amazing」を、初めて生パフォーマンスさせていただきます。また、宝塚の曲もいくつか歌います。在団中に演じたものではなく、下級生時代にファンの皆さんが、「この役を珠城さんで観たかった」と挙げてくださった中から選ばせていただきました。川崎先生には「何か新しいものに挑戦したい」とお伝えし、先生も「珠城さんのダイナミックさを活かしたダンサブルなコンサートにしたい」と仰ってくださいました。

――「ダンサブルなコンサート」とは楽しみですが、珠城さんにとってダンスとはどんな存在ですか?

そうですね、日常ではあまり踊らないですが(笑)、家ではよく音楽を聴き、そういうときに自然と体がのったりします。でも舞台でダンスを表現するのは、また全然違います。そのときにしか味わえない解放感、爽快感があるので、それを再び感じられるのかと思うと、とても楽しみです。今までは宝塚の男役というジャンルのダンスをやってきたので、その男役の枠がなくなったとき、自分の表現はどういうふうになるのだろうと、とても興味があります。川崎先生の振付でまた新しい自分に出会えるのではと、ワクワクしています。

――昨年の『Eternità』では、山下達郎さんの「ずっと一緒さ」を歌われて素敵でした。珠城さんは幼い頃から今まで、どんなジャンルの音楽に触れてこられたのですか?

山下達郎さん、竹内まりやさんが好きです。幼少期は母がよく聴いていたカーペンターズの曲が、車の中で流れていたりもしたのですが…。私はSPEEDがすごく好きで、そのほかにも安室奈美恵さん、ジャニーズなど、本当にいろんなジャンルの曲を聴きながら過ごしていました。今は洋楽とK-POPが多いです!

――コンサートをされるにあたって、アーティストのライブへ行ったり、映像を観て研究されたりもしているのでしょうか。

先日は同じグループ会社に所属されている中島美嘉さんのライブに行き、とても感動しました。それ以外にも、舞台は退団してからもちょこちょこと拝見しています。コロナ禍でなかなか気軽には行けないのですが、チャンスがあれば行こうと思っています。

――宝塚を退団され、今年の1月から新しい事務所に所属されたということですが、今後はどのような活動をしていきたいとお考えですか?

宝塚の男役はとても特別なものだったので、それがなくなり、これから「珠城りょう」として活動していくときに、選択肢を狭めないほうがいいのではないかと思っています。事務所の会長も「まだ何だってできるし、まだ失敗もできる」ということを言ってくださったんですね。ですので、舞台にしても映像にしてもそれ以外のお仕事にしても、「珠城りょうにやらせてみたい」というお声をいただけば、まず挑戦してみたいです。

――女優や歌手、舞台ならストレートプレイ、ミュージカルなどいろんなジャンルがありますが、どれもやってみたいという感じでしょうか?

そうですね、お話があれば舞台も映像も挑戦したいです。私は特に芝居が好きなのですが、それは自分自身に自信がないというか、自分があまり好きではないので…、自分以外の人生を生きている時に、自信を持って立てるんです。別の人物になれる瞬間が好きなので、ストレートプレイ、そして映像はぜひやってみたいなとは思っています。でも漠然と、これと決めずに進んでいきたいです。

――コンサートを前に、心の持ち方や取り組み方などは変わってきましたか?

色んなことがスタートしてきていますが、やはり人との向き合い方は、なんら変わらないなと。自分が大切にしてきたものを、これからも大切にしていきたいですし、それを尊重してくださる方が周りにいてくださるので、とてもありがたいなと思っています。大きい小さいに関わらず、日常の些細なことに心が動くような精神状態でいられたらと思います。

――昨年は花組・月組誕生100周年に際して行われた公演『Greatest Moment』に、OG 1年生として出演されましたが、宝塚の多くの先輩方と共演していかがでしたか。

大勢の素晴らしい先輩方とご一緒して感じたのが、本当に皆さん色々な形でご活躍されているということ。純粋に「格好いいな、素敵だな!」と思いました。そうやって先輩方が多くの道を切り拓いてくださったから、私も退団後の選択肢が増えていると思いますし、心から感謝しています。先輩方の生き様というか舞台をおそばで拝見して、(そういうことを)とても感じました。また家族のように愛情を注いでくださり、幸せで……宝塚って本当に温かくて素敵なところだなと思いました。

――今コンサートでは、同じ宝塚歌劇OGの元雪組スター・彩凪翔さん、元星組スター・愛月ひかるさんをスペシャルゲストに迎えられます。

皆さん接点がどこにあるのかとお思いかと…(笑)。お二人とは学年がひとつ、ふたつしか違わないということもあり(珠城さんの1期上が愛月さん、2期上が彩凪さん)、下級生時代からとても刺激を頂いていました。舞台を観ては「素敵なパフォーマンスをされる方だな」とずっと思っていましたし、『タカラヅカスペシャル』のときには、お互いの組のことや芝居のこと、男役についてなど熱く語り合ってきました。そして「いつか一緒に芝居をしたいよね」と言い合っていたので、ぜひお二人と宝塚の曲を歌えたらいいなと思っています。

――どのような曲が披露されるのか楽しみにしています。では最後に、初のソロコンサートを待ってらっしゃる方にメッセージをお願いします。

宝塚を退団し、新しい自分で、どのような姿でパフォーマンスをお見せできるか、自分で自分に挑戦する舞台となります。今も皆さま、不安な状況のなか日々過ごしていらっしゃると思うので、少しでも笑顔になっていただけたらという想いを込めて、心を込めてお届けしたいです。そして皆さまと一緒にその時間を楽しめたらいいなと思っています。


珠城りょう
(たまき・りょう)
1988年10月4日生まれ、愛知県出身。2008年宝塚歌劇団入団、月組に配属される。2010年『THE SCARLET PIMPERNEL』で新人公演初主演。2016年、入団9年目という異例のスピードで、月組トップスターに就任する。『グランドホテル』『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』などの海外ミュージカルから、ダルタニアンを伸び伸びと演じた『All for One』、大悪党に扮して異彩を放った『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』など、幅広い舞台で魅了する。2021年8月、『桜嵐記/Dream Chaser』で宝塚歌劇団を卒業。2022年8月9月には舞台『8人の女たち』に出演予定。


【データ】
珠城りょう 1st コンサート『CUORE(クオーレ)』

大阪公演/2022年4月30日(土)~5月3日(火・祝) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
東京公演/2022年5月13日(金)~5月15日(日) 東京国際フォーラム ホールC

2022年3月26日(土)一般前売開始

構成・演出・振付:川崎悦子
出演:珠城りょう
上口耕平
風馬翔 中西彩加 砂塚健斗 廣瀬真平 田口恵那 植竹奈津美
スペシャルゲスト:彩凪翔(大阪公演のみ)・愛月ひかる(東京公演のみ)

公式HP http://www.umegei.com/tamaki2022


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