インタビュー & 特集

『ウエスト・サイド・ストーリー』来日版のセットがスゴイ!千秋楽まであとわずか!!360°回転劇場に駆け込もう!!

8月19日に開幕した『ウエスト・サイド・ストーリー来日公演』もいよいよ千秋楽までカウントダウン! 
360°客席が回転する劇場、IHIステージアラウンド東京での上演は、これまでの『ウエスト・サイド・ストーリー』とは一線を画す、ダイナミックで壮大な作品となった。そして印象的なのは、緻密で美しいステージセット。普段はみられないセットの隅々の様子を特別公開! (セット撮影:笹井タカマサ、舞台写真 Jun Wajda )

INTERVIEW & SPECIAL 2019 10/24 UPDATE

IHIステージアラウンド東京の円形の劇場には、360°すべてにセットが組まれている。そのため暗転はナシ、最新のテクノロジ-を使い、4枚のスクリーンと回転で、次々とスムーズにシーンを変えていく。舞台上から客席を眺めるとこんな感じ。天井には、回った角度を感じさせないように紗幕が張られている。それぞれのセットを見ていくと…。

ドラッグストア…壁の写真やおいてある雑誌、何から何までしっかりと時代考証されている小物たち。まるで映画のセットのような細かさ!!

ドレスショップ…ウエディングドレスや生地の数々、リボンや帽子入れなど、まさに本物のドレスショップにいるみたい。

ハドソン川…俳優たちが風邪をひかないように、いつも温かい水を入れているそう。

キャメルの看板…当時の物を一度綺麗に再現して、それを汚している。まさにプロの仕事!

バイク…今回の舞台のオリジナルの電動バイク。円形劇場ならではの活躍っぷり。

オケピ…セットと同じように、円周部分に作られているが、外からは見えない隠し部屋のような感じ。

バルコニー…トニーとマリアの名シーン!舞台からせり出してくるバルコニーの臨場感は圧巻!!

本場のキャストたちが繰り広げる『ウエスト・サイド・ストーリー』を楽しめるのは27日までと、あとわずか! セットはそのまま日本人キャスト版に引き継がれるが、「トゥナイト」をはじめとする『ウエスト・サイド・ストーリー』の素晴らしいナンバーを英語で楽しめるのは、来日版ならでは。まだ観ていない人はもちろん、すでに観ている人は今度はセットを意識しながら、ぜひ滑り込みで来日版を観劇してほしい! 

※日本版でもそのまま使用される『ウエスト・サイド・ストーリー』の舞台セット。日本版について詳しく知りたい方は、近日発売のomoshii mag vol.17をチェック!!


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