Interview! リーディングドラマ『ラヴ・レターズＬＯＶＥ　ＬＥＴＴＥＲＳ～2016　The Climax Special～』柳下大×イモトアヤコ　part．２

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Interview! リーディングドラマ『ラヴ・レターズＬＯＶＥ　ＬＥＴＴＥＲＳ～2016　The Climax Special～』柳下大×イモトアヤコ　part．２

柳下大さんとイモトアヤコさんが、リーディングドラマ『ラヴ・レターズＬＯＶＥ　ＬＥＴＴＥＲＳ～2016　The Climax Special～』に出演します。ホン読み後のお二人にお話を伺いました。

（撮影／笹井タカマサ　文／田部井徹）

INTERVIEW & SPECIAL 2016 6/24 UPDATE

――『ラヴ・レターズ～2016 The Climax Special～』の稽古が先ほど終わったばかりですが、お互いの印象はいかがでしたか？

柳下　かわいいメリッサ（イモトさんの役名）だなと思いました。「こうくるか」と思うような予想外の雰囲気があって、ハッとさせられたりするんですけど、引っ張られすぎないように、と意識してやっていました。

イモト　私はかき乱してやろうっていう気持ちで稽古に入ったんですけど、もう第1幕（の稽古）が終わった時に、アンディ（柳下さんの役名）には甘えられるなって、心から思いました。メリッサにとって彼だけには素を見せられる存在なんだと感じました。

――今回、出演が決まった時にはどう思われました？

イモト　27年にわたって、すごくたくさんの方が出演されてきた作品に出演できるということで、もちろんうれしいという気持ちはあったんですけど、それを上回る怖さ。大丈夫だろうかという気持ちは大きかったです。

柳下　同じ俳優集団D-BOYSからも何人か出演しているので、すごく興味があったんですけど、タイミングが合わず観たことはなかったんです。いつかは絶対出たいなというふうに思っていた作品だったのでうれしかったですし、今回、パルコ劇場がラストイヤーということで、その記念すべき回に出させていただけるというはとても光栄だなと思いました。決まった時に最初に思ったのは、相手は誰だろう？と。後からイモトさんだと聞いて、全く予想外で意外でしたけど、すごく面白いなと思いました。

イモト　そうですよね、私自身もまさかやらせていただけるとは思わなかったので(笑)。元々、柳下さんとは一回ドラマで共演させていただいてるんですけど、こんなにがっつり絡むのは初めてで、年齢は私のほうが2歳ほど上ですけど、完全に柳下さんに頼っていこう、と思っています(笑)。

――柳下さん、イモトさんの『ラヴ・レターズ』を楽しみにしている方にメッセージを。

柳下　より詳しく言葉を味わいたい、知りたいという方は原作を事前に読んでから劇場に来てくださるのもいいと思います。逆に全く事前の情報なしで観ていただいても、わかりやすく楽しめるお話だと思います。全体としては、言葉を聞いてるだけで想像が広がる心地よさを味わっていただければと思います。朗読劇だけど、そこで交わされてる言葉のすべてが「手紙」だというのを念頭に置いていただくと、より深く楽しんでいただけるんじゃないかと思います。僕は台本を読んで、逆に他の人の公演を見ていなくて良かったと思いました。見ていたら無意識にイメージが作られてしまっていたと思います。等身大で本番中に感じた、この2人にしかないモノをまっすぐ表現したいです

イモト　一発勝負のものなので、私たち二人の空気と、パルコ劇場のお客様の空気と、それが合わさってどんな化学反応が生まれるんだろうと、私も楽しみにしています。失恋した人もいるでしょうし、今付き合ってる人もいるかもしれないですけど、このお話のどこかに自分と重ね合わせて観ていただける部分があると思います。そして、お客さんが感じた思いがまたこちらに伝わってきて、出来上がっていく空気感を一緒に楽しんでいただきたいです。