公演情報
こまつ座 第105回公演・紀伊國屋書店提携「兄おとうと」
2014年8月17日(日)~31日(日)
新宿南口・紀伊國屋サザンシアター
(紀伊國屋書店新宿南店7F)
作/井上ひさし
演出/鵜山仁
出演/辻萬長 大鷹明良 小嶋尚樹 剣幸 宮本裕子 高橋紀恵 朴勝哲(演奏)
入場料 6,500円/学生割引 4,500円(全席指定・税込)
お問合せ こまつ座 03-3862-5941
公式サイト http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#160
大正デモクラシーを代表する有名な政治学者で民本主義を唱えた吉野作造と
農商務省の高級官僚、戦前の商工大臣を務めた吉野信次の兄弟を描く音楽劇スタイルの評伝劇です。
2003年に初演し、演出の鵜山仁が読売演劇大賞最優秀演出家賞に、ピアノ演奏の朴勝哲が読売演劇大賞優秀スタッフ賞に輝くなど、高い評価を受けました。
06年には作者が大幅に加筆をし、二幕構成に仕立て直して東京だけでなく全国を巡演、さらに圧倒的な好評を得ました。
09年、宮本裕子と高橋紀恵を加えた新たなキャストでの再々演では、剣幸が読売演劇大賞優秀女優賞に輝き、引き続き高い評価を受けました。
前回と同じく名実ともに個性豊かなキャスト陣を迎え、満を持してお届けするこまつ座評伝劇の決定版です。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめにかくこと」を主義としていた井上ひさしが今の時代に「なぜ?」と立ち止まり、問いかけ続けることの大切さを織り込んだ作品の、待望の4度目の上演です。
<写真クレジット>
撮影:谷古宇正彦