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「いつかフランスで歌舞伎公演をやってみたい」初代 尾上眞秀初舞台記者発表
寺島眞秀が、今年5月に東京・歌舞伎座で上演される『團菊祭五月大歌舞伎』で初代尾上眞秀を襲名、初舞台を踏むことが、2月7日、東京・フランス大使公邸にて、発表された。
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寺島眞秀は、俳優の寺島しのぶとクリエイティブディレクターのローラン・グナシア氏の長男。記者発表では、フィリップ・セトン駐日フランス大使と、松竹の迫本淳一代表取締役社長が、眞秀に祝辞を送り、眞秀はまずフランス語で挨拶。そして日本語で「僕は小さいころから歌舞伎が好きでした。いつか僕とパパの母国のフランスで、歌舞伎公演をやってみたいと思います」と将来の夢を語った。
会見には眞秀の祖父・尾上菊五郎、叔父・尾上菊之助と、寺島しのぶ、ローラン・グナシア氏も登壇。菊五郎は演目について「岩見重太郎をモデルにした出し物で、眞秀には、立役と女方、両方やってもらおうと思っています。どっちがよいかはやってみないとわからない。どういう出来になるか、私自身も楽しみにしています」、菊之助は「眞秀の叔父として修行の手助けができれば」とコメント。
眞秀は、祖父と叔父の尊敬しているところを「ひーま(尾上菊五郎のこと)は、千秋楽にすごく面白いことをいっぱいします。菊之助さんはナウシカとかスーパー歌舞伎をずっとやっているところを尊敬しています」と笑顔で話した。