ニュース & インフォメーション
「たくさんの方に勇気を与えられる作品に」戸塚祥太(A.B.C-Z)主演、『未来記の番人』開幕!
聖徳太子が残した「予言の書」をめぐる“青春時代活劇エンターテインメント”、『未来記の番人』が3月12日(金)、東京・新橋演舞場で初日を迎えた。前日の11日(木)に同劇場にてプレスコールと初日前会見が行われ、主演の戸塚祥太(A.B.C-Z)らが登壇した。
NEWS & INFORMATION 2021 3/13 UPDATE
千里眼の異能を持つ主人公・千里丸に扮する戸塚祥太は、「コロナ禍ということで制限もあったのですが、それを逆手にとって一座のみんなで集中力を高めて稽古をしてきました。明日の本番が楽しみです。たくさんの方に勇気を与えられるような作品になればいいなと思っています」と初日に向けて意気込みを語り、同じく異能を持つ少女・紅羽役、惣田紗莉渚(SKE48)は、「明日死んでもいいやくらいの気持ちで毎日頑張って稽古をしてきました。明日、無事に初日の幕が開くことを祈って、今日も(会見前のプレスコールを)頑張りました」とアピール。
千里丸の兄貴分で共に旅をする早瀬士郎左役を務める松田悟志は「稽古中はマスクで顔が見えなかったのですが、昨日の舞台稽古で初めてマスクを外してみんなの顔を見たときに本当に幸せな気持ちになりました」、紅羽の兄・巽を演じる冨岡健翔(ジャニーズJr.)は、「今こうしてソーシャルディスタンスを取っていますが、心は密に、準備万端に迎えて明日を迎えられるんじゃないかと思っています。地方公演もありますので、東京、名古屋、福岡、大阪、最後まで誰一人欠けることなく走り抜けることができるよう頑張っていきたいです」と語った。
また取材陣の質問に答えて、戸塚は「稽古は大変なことだらけでした。殺陣を教えていただいて、その日に覚えるのですが、翌日になると全部覚えていないんです。殺陣の稽古は自分の中で初めての体験で、(ダンスとは)景色が全く違うのでどうしたものかと思いました。とにかくひたすら反復して皆さんにお付き合いいただいて、なんとかここに来れました。でも本番何が起こるかわからないので、僕、失敗する可能性大です!(笑)」と笑いを交えながら、熱心に取り組んだ稽古の様子を語った。そんな戸塚の様子を、松田は「祥太くんを見てて一番びっくりしたのは、いつも稽古場に最後までいるんです。誰かつかまえて殺陣の確認をしたり芝居の確認をしたりしていました。その姿勢を見ていて、僕も頑張らなきゃいけない!と思いました」と絶賛。
ダンスで表現するラブシーンについて問われた戸塚は、「ずーっとマスク越しの稽古で惣田さんの“顔の下半身”はどうなってるんだろうと気になっていたんです。昨日マスクを外した稽古をして、すごく引きつけられて、僕は何もしないでいいとわかりました。惣田さんの顔を見ていれば自然とああいうダンスができる」とコメント。そのシーンを惣田は「お花畑のような、アイドルでいいよって言ってもらえる唯一のシーンです。キラキラときれいな景色やお花とかを思いながら踊ってたら、千里丸が現れます」と説明。さらに「私も昨日初めてマスクを取って、目があったとき、どうしようかと思いました(笑)。ちょっと思いません?」と問いかけると戸塚が「いや、すごい見やすいです」と応えて、アクリル板越しに見つめ合う一幕も。
プレスコールできれいなバック転を披露した冨岡は、「原作ではそんなに戦ったりアクロバットをする役ではないのですが、『得意なんだよね』ということで盛り込んでいただきました。稽古の最初の頃はすごく緊張していました。戸塚くんの目が純粋すぎて、全てを見透かされてるんじゃないかと言う気持ちに。そのいい圧に負けないようにするのに必死でしたが、戸塚くんが背中で語ってくださるので、僕はそれについていくだけでした」とコメント。戸塚はそんな冨岡について「(役の衣裳が派手で)最初はX JAPANかと思ってびっくりしました(笑)。でもこの衣裳で、アクロバットをしても全然ブレない」と褒め言葉を送りました。
本公演は、4月11日(日)まで、新橋演舞場にて上演。3月27日(土)に日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、3月30日(火)に久留米シティプラザ ザ・グランドホール、4月3日(土)~11日(日)に大阪松竹座にて上演される。詳細は下記、公式サイトにて。
https://miraiki2021.com