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地球ゴージャス初の海外作品『The PROM』製作発表。岸谷五朗「お客さんが一番幸せな顔をしていた作品」

日本初上演となるブロードウェイ作品『「The PROM」Produced by 地球ゴージャス』の製作発表が、2月16日(火)に都内で行われた。主人公エマ役の葵わかな、エマの恋人アリッサ役の三吉彩花、D.D.アレン役をトリプルキャストで務める大黒摩季・草刈民代・保坂知寿らが、主宰の岸谷五朗・寺脇康文とともにパフォーマンスを披露し、和気あいあいと意気込みを語った。(取材・文/小野寺亜紀、撮影/NAITO)

NEWS & INFORMATION 2021 2/18 UPDATE

昨年25周年を迎えた地球ゴージャスが、初めて挑む海外作品『The PROM』。アメリカの高校で卒業生のために開かれるダンスパーティ“プロム”を舞台に、主人公エマが同性の恋人アリッサとの愛を貫こうと奮闘し、さまざまな人々と触れあいながら自分らしく生き抜く姿が華やかに描かれる。

2018年にブロードウェイで開幕、2019年にはトニー賞7部門にノミネート。昨年12月にメリル・ストリープ、ニコール・キッドマンという豪華な顔合わせで、Netflixにて映像化もされた話題のブロードウェイミュージカルを、岸谷五朗の演出で上演する。

製作発表には、葵わかな、三吉彩花、大黒摩季、草刈民代、保坂知寿、霧矢大夢、佐賀龍彦(LE VELVETS)、TAKE(Skoop On Somebody)、そして岸谷五朗、寺脇康文が出席。まず生演奏で3曲のパフォーマンスが披露され、葵わかなと霧矢大夢による『ZAZZ』、大黒摩季・草刈民代・保坂知寿が個性際立つ衣装で歌い出し、岸谷や寺脇らも加わる『目立ちたくないのよ!私』、最後は全員が一列に並んで歌い上げる『It’s time to dance』を明るく届けた。

(左)葵わかな、(右)三吉彩花

続いて、俳優のバリー・グリックマン役として出演もする岸谷五朗が挨拶。「稽古は順調です! すごいミュージカルなので、楽曲の難しさに苦しみつつ、激しいダンスシーンはオリジナル演出で今作っている最中です。2018年にニューヨークで、素晴らしいトニー賞ノミネート作品を10作品ぐらい観たなか、劇場を去るときにお客さんが一番幸せな顔をしていたのが『The PROM』。コロナ禍のなか、皆さんに心の栄養と元気を与えられる作品だと思っています」と、今作を選んだ理由を明かした。また「僕はブロードウェイで数多くの作品を観て刺激を受けてきた。この作品を成功させることが、ブロードウェイへの恩返しだと思って日々努力しています」と頼もしいコメント。

岸谷五朗

岸谷と夫婦のように歩んできた寺脇康文(ミュージカル役者のトレント・オリバー役)は、「五朗ちゃんとの銀婚式も終えて、地球ゴージャスが26年目に突入というときに、『ブロードウェイでいい作品があったよ! すごい元気出るから』という話があり、今までにない新しい風が吹く予感がして、『それをやろう!』ということになった」と、海外作品初挑戦への経緯を語った。

寺脇康文

これまで『ロミオ&ジュリエット』『アナスタシア』と、ミュージカルに果敢に挑戦してきた葵わかなは、レズビアンの主人公・エマ役。「エマは複雑な環境に身を置いている役。インディアナ州の女子高校生が、自分の当たり前を貫くためにどうしたらいいかと成長していく部分があり、エマの強さも表現していきたいです。アリッサとの恋路は重大で、どんどん進めていきたいという、ちょっとキラキラした部分もあって。エマとアリッサらしい可愛らしい恋の感じが、プロムという目標を目指すなかで、見えていったらいいなと思います」。

そのエマの恋人・アリッサ役の三吉彩花は、女優・モデルの活動の他にミュージカル映画『ダンスウィズミー』主演の経験もあるが、今作が初舞台。葵とは初共演だが、「稽古場でお会いしたときから、リアクションの感じがすごく似ているなと思って、周りの方にも『二人ってなんか違うけど似てるよね』と言っていただける。エマとアリッサのカップルっぽさが出てきたのかなと、すごく嬉しいです」と笑顔。「私たちは20代前半ですが落ち着いていると言われるので、(女子高校生の)フレッシュさを出して、キラキラと、元気溌剌に頑張りたいです」と意気込む。

そんなエマとアリッサに対して岸谷は、「絶妙なバランスが必要だったけど、フライヤーの撮影のとき、日本版のエマとアリッサがいる!とガッツポーズをしました」と葵と三吉に太鼓判。「エマは可愛く見えて、最後までアリッサを引っ張っていく芯の強さが必要だが、わかなちゃんにはそれがある。彩花には、いつか演劇の世界で這いつくばる演技をやらせたいと思っていて、これは彩花の役かなと。毎日水をもらって成長する木のように伸びていて、そういう二人のバランスが最高です」と話す。

また落ち目のブロードウェイスター、D.D.アレン役には大黒摩季・草刈民代・保坂知寿がキャスティングされている。岸谷いわく「この役は過去に舞台のセンターで活躍していた人じゃないとできない役」だそうで、「全く違うD.D.アレンが出来上がっています。最強に強いたみちゃん(草刈)、ものすごい甘えん坊のまきちゃん(大黒)、芯のしっかりしたこれぞお手本の知寿さん。3回観る価値があります!」と岸谷自身楽しそう。

大黒摩季

岸谷に説得されて依頼を受け、女優に初挑戦の大黒摩季は、「稽古場では日本に連れてこられたE.T.みたいな、すべてが未知との遭遇(笑)。挑戦には努力とリスクがついてくる。でも岸谷さん寺脇さんが(私を)信じてくれているから、賭けてみようと思って。格好いいでしょう?」と、会場の笑いを引き出しながら宣言。

ミュージカル出演3作目となる草刈民代は、「翻訳された台本があがってきたとき、岸谷さんの言葉のセンスと作品のセンスが一致していて、これは日本版の『The PROM』になる、面白そうだなと思いました。ハードルの高い歌に挑戦するので、プロとしてそれに取り組み、最大限のことをやって本番に臨みたいです」と話す。

劇団四季出身で数々の舞台に出演してきた保坂知寿は、D.D.アレン役のオリジナルキャストの女優を、ブロードウェイで振付のレッスンを受けたときに観ていて、同じ役をいくつか演じたというエピソードを披露。「おこがましいんですが、役に対してのご縁を感じて、地球ゴージャスさん初のブロードウェイミュージカルということですし、ぜひとお願いしました」と控えめに語る。

(左)霧矢大夢、(右)葵わかな

冒頭からフォッシー風の力強いパフォーマンスを見せた霧矢大夢は、夢を諦めたばかりのミュージカル女優、アンジー・ディクソン役。「稽古場ではマスクをしていますので、久しぶりにマスクなしで歌い踊らせていただき、その解放感たるや! すごく楽しんでパフォーマンスさせていただきました。地球ゴージャスは初参加ですが、岸谷さんと寺脇さんが稽古場でぐいぐい引っ張ってくださるので、いろんなことを吸収し、とても楽しい現場です」と話し、周りのキャストも大きくうなずいていた。

その稽古場のムードーメーカーなのか、ひと言話すたびに共演者が笑う、熱量高め(!?)の佐賀龍彦(LE VELVETS)と、大黒とは20年来のミュージシャン仲間というTAKE(Skoop On Somebody)、二人がダブルキャストで高校のホーキンス校長を演じる。

佐賀は「ダブルキャストなので稽古を拝見する時が多く、何度見ても最後にものすごく心が解放される。本当にたくさんの方に観に来ていただきたいです!」と熱く語り、TAKEは「歌、踊りが素晴らしいのはもちろん、エマとアリッサの高校生のピュアでフレッシュな恋愛から、D.D.アレンとホーキンスの大人の恋愛と、すべての年代の人に共感していただける」と、作品の魅力を語った。

最後に岸谷は、「お客様が勇気をもって劇場へ来てくれたときに、エンタテインメントがあって良かった、やっぱりエンタテインメントは滅びちゃだめだと思ってもらえる素晴らしい作品を作り上げて、劇場に乗り込みたいです」と、力強い言葉で締めくくった。

【公演情報】
Daiwa House Special Broadway Musical
『The PROM』Produced by 地球ゴージャス

2021年3月10日(水)~4月13日(火) TBS赤坂ACTシアター
2021年5月9日(日)~5月16日(日) フェスティバルホール

脚本:ボブ・マーティン チャド・ベゲリン
音楽:マシュー・スクラー
作詞:チャド・ベゲリン
日本版脚本・訳詞・演出:岸谷五朗
出演:葵わかな 三吉彩花/大黒摩季・草刈民代・保坂知寿(トリプルキャスト)※保坂は東京公演のみ出演
霧矢大夢/佐賀龍彦(LE VELVETS)・TAKE(Skoop On Somebody) (ダブルキャスト)
藤林美沙 小浦一優(芋洗坂係長)
青柳塁斗 島ゆいか MARIA-E 百名ヒロキ
加藤潤一 仙名立宗 田口恵那 砂塚健斗 杉山真梨佳 鈴木百花
飯田一徳 織 里織 山田 元 酒井比那 酒井翔子 内木克洋 髙城 徹
岸谷五朗 寺脇康文

公式サイト:https://www.chikyu-gorgeous.jp/the-prom/

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