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ミュージカル『王家の紋章』初日前日囲み会見

 古代エジプトの少年王と、現代からタイムスリップしてしまったアメリカ人の少女の、悠久の時に刻まれた時代を超えた愛が描かれる大河ロマン『王家の紋章』再演が、4月8日に開幕します。初日前日の劇場ロビーにて出演者たちが熱い意気込みを語りました。

NEWS & INFORMATION 2017 4/7 UPDATE

 原作は連載40周年を誇る少女漫画。昨年、満を持して舞台化され、チケットが即日完売するほど話題になった作品が早くも再演されます。

 囲み取材にはメンフィス役の浦井健治さんと、Wキャストでキャロルを演じる新妻聖子さん、宮澤佐江さんが出席しました。

 浦井さんは「初演から半年という短い期間での再演となります。スタッフさん、オーケストラさん、そしてキャストとの絆がものすごく深いものになっていて、原作ファンの方もミュージカルファンの方もたくさんのお客様に楽しんでいただける作品になったのではないかと思っています」と挨拶。

 新妻さんは「再演ということで今回は丁寧に稽古ができた手応えがあります。より良い作品になっているかと思います」、宮澤さんは「また帝国劇場に立てるのは夢のようでうれしいので、その気持ちを思いっきりキャロルとして生かしていきたいです」と、それぞれ意気込みを語りました。

 また原作の大ファンとして知られる新妻さんは作品の魅力を聞かれて「胸キュンポイントがたくさんあるんですが、(再演には、初演にはなかった)私が個人的に原作の中で一番好きなセリフが盛り込まれていて、『私を見て初めて笑ったな。もう一度笑え。私の腕の中で』っていうセリフが一番好きで、すごくメンフィスの純粋さを表しているなと。本当にうれしそうな顔をするんです。メンフィスが、キャロルが笑うと。その赤くなって照れているメンフィスの顔を浦井さんが再現してくださっているので、そのシーンだけで私は満足です」と熱く語りました。

 再演では、新しいシーンの追加のほか、演出や舞台装置、衣裳もバージョンアップ。「メンフィス様の毛質がより滑らかに」(新妻)なり、「キャロルは新曲が2曲あります」(宮澤)とのこと。初演よりも「よりハッピーエンド感が増して、キャロルとメンフィスのラブ度が上がっている」(浦井)と、再演の魅力をそれぞれアピールしました。

 『王家の紋章』は48()57() 東京・帝国劇場、513()31() 大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。

 詳細は公式サイトにてご確認ください。

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