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平田(左)風間(右)

風間杜夫&平田満コンビが復活、いのうえひでのり演出『熱海殺人事件』が開幕

風間杜夫と平田満コンビで『熱海殺人事件』が復活します。いのうえひでのりが演出を手掛け、つかこうへいの愛娘・愛原実花を迎えて、紀伊國屋ホールでの上演。12月8日の初日に行われた公開舞台稽古と囲み取材の模様をお届けします。(舞台写真撮影:渡部孝弘)

NEWS & INFORMATION  2015 12/9 UPDATE

故つかこうへいの代表作『熱海殺人事件』が、風間杜夫と平田満のコンビで復活します。演出は『劇団☆新感線』のいのうえひでのり、つかの愛娘で元宝塚娘役トップスター・愛原実花がつか作品に初挑戦、大山金太郎役に中尾明慶を配した話題作とあって、前売りは地方公演もすべて完売。風間と平田は、劇団解散後も他の作品で共演していますが、『熱海殺人事件』のコンビ復活は33年ぶりとなります。

左から風間、平田、愛原

左から風間、平田、愛原

『熱海殺人事件』の初演は1973年文学座アトリエ。1974年に、つかは当時最年少の25歳で岸田國士戯曲賞を受賞。以後さまざまなバージョンで上演が繰り返されている本作ですが、風間&平田は、1980年、1981年、1982年の3年間、部長刑事・木村伝兵衛&新任刑事・熊田留吉としてタッグを組んでいました。風間が「『熱海』は色んなバージョンで上演されていますが、僕も平田君もいのうえさんも、原本と言いますか一番オリジナルな形で『熱海』をやりたいと。そこは安心しましたね」と語る通り、今回は当時の熱がよみがえる貴重な公演となります。

中尾(上)、愛原(下)

中尾(上)、愛原(下)

劇団☆新感線の旗揚げ公演が『熱海殺人事件』だった演出家・いのうえひでのりは、「基本的には、僕が見た頃のつかこうへい事務所の『熱海殺人事件』を再生したいと思っています。風間さん、平田さん、の両先輩方の名コンビの丁々発止のやりとりに往年のファンは涙するでしょう。若手の二人も新鮮でイキがいいです」とコメントを寄せています。愛原の女優としての魅力については「やっぱり品がいいですね。大事にされて育ってきたカンジがします。だからなのか、どこかのんびりというか、おっとりしています。でも芯は強そう?これからは、もっと内面をさらけ出すようなところが出て来るといいと思います」と語っています。

以下、囲み会見の一部をお届けします。

――33年ぶりということですが。
風間:セリフを交わしただけで33年前に戻りましたね。体に染みついていました。
平田:一人だけだったら浮いていると思うので、二人でよかったです(笑)。
風間:平田君がいてよかったです(笑)。
――33年ぶりにこの話がきたとき、どう思いましたか?
風間:4、5年前から『熱海殺人事件』をやりたいと色んな人に声を掛けていたんですよ。そうしたら嬉しい話をいただいて。いのうえさんの演出で、しかも、つかさんのお嬢さんと共演ができるなんてね…(愛原に)33年前は生まれてないですもんね? こんな奇跡的なことがね…この機会を逃したらいかん、と。平田君も参加するということで、わくわくして参加しました。
平田:年齢のことばかり言うとあれですが、この年で無理じゃないかと思ったんですけど、あと何年か先どうなっているかわからないので、まだ体が動くうちにと。(笑)。
風間:そうそう、今やっとかないとね。
平田:天からそういうお言葉をいただいたんだと思って、恥かきの最後にやろうと。この機会がなかったら、つかさんのホンをやれるなんて多分ないと思うので、機会をくださったことに有難く思っています。
――稽古からスムーズに入っていけたんでしょうか?
平田:いのうえさんが、つかさんの演出を非常にリスペクト、尊重してやるとおっしゃってくださって。もちろん、今風にとか、いのうえさん流に直した部分もありますが、昔そのままの所もあって稽古ではとくに感慨深く感じました。
風間:熱海』は色んなバージョンで上演されていますが、僕も平田君もいのうえさんも、原本と言いますか一番オリジナルな形で『熱海』をやりたいと。そこは安心しましたね。僕は、つかさんが劇団を解散した後に色々なバージョンで上演されたものを、あまり観ていなかったんです。やはり『熱海』は僕達がやったやつが正解だろうという、へんな自負心があってね。ちょっと嫉妬心もあってね。平田君は、僕が出演する前から7年間熊田留吉をやってますからね。僕は後半の3年間しかやってないんですけれど、今回この紀伊國屋ホールでやれるってことがまたね、感慨もひとしおですね。
――もしつかさんが生きていたら、何と言うと思いますか?
風間:つかさんが生きていたら、こんなことやってませんよ(笑)。亡くなったからできることですよ。
――紀伊國屋ホールは思い出深いですか?
風間:はい、ホームグラウンドです。毎年4月は『熱海殺人事件』が定例になっていましたからね。つかさんがよくおっしゃってましたけど、4月は地方から学生さんが東京に出てきて、まず初めにこの芝居を観ることで、都会生活の一歩になってくれればという思いでした。当時はすごかったですね。連日立ち見が入ってましてね。今は消防法で立ち見が入れられないんですがね。
――地方公演も含めて完売ですね。
風間:とにかく嬉しいですね。それだけ、『熱海殺人事件』がどういう芝居なのか、以前見損なった方も地方の方もいらっしゃると思いますから。僕と平田君と、つかさんのお嬢さんと、生きのいい明慶君というキャスティングですからね、僕が地方にいても観たくなります。
平田:本当に嬉しいですね。若干の当日券はあるそうですので、まったく諦めないほうがいいと思いますけれども。残念ながら消防法で補助席や立ち見は入れられないそうですが、本当は、そういうお客さんも劇場に入れてあげて、そういう人達の熱が伝わったのが昔の紀伊國屋ホールでやった公演だったので…1回ぐらいそういう公演があってもいいのになとも思いますけど(笑)。今回ご覧になるお客様にも、本当に感謝しています。

愛原実花コメント

故つかこうへいと幼い愛原

故つかこうへいと幼い愛原

(つか作品は小さい頃に)観ていました。小さい時は理解できない部分もありましたが、今回改めてお稽古をして台本を読み込んで、色々と理解できる部分がたくさんありました。初めて父の作品に参加するということで、命懸けで頑張らなくてはいけない、甘えは許されないと、すごく強い思いで稽古を始めました。力強い、熱いお三方と、いのうえさんの演出に、ただただついていこうと今日までやってきたので、その成果をお見せできたらいいなと思っています。

中尾明慶コメント
正直、すごく苦しいです。もちろん現場は楽しいですし、稽古も楽しくやってきました。けれども、その中でこの重圧というか…もしつかさんが生きていらしたら、僕は「おまえ、もう帰れ」と言われているようなところなので。その中で必死にくらいつく、自分にとってとても貴重な機会をいただきました。初日をむかえてから、まだまだ先があります。僕自身はまだ何も完成していない、どこかでちゃんと自分のものにできるように掴めたらという状況なので、今は、ただただこの夜の初日に全力をぶつけていきたいと思います。

左から、風間、中尾、平田、愛原

左から、風間、中尾、平田、愛原

『熱海殺人事件』
作:つかこうへい
演出:いのうえひでのり
出演:
木村伝兵衛(部長刑事)/風間杜夫
熊田留吉(新任刑事)/平田 満
片桐ハナ子(婦人警官)/愛原実花
大山金太郎(犯人)/中尾明慶
東京公演:12月8日(火)~26日(土) 紀伊國屋ホール
※地方公演あり。詳細はhttp://hpot.jp/stage/atamiをご覧ください。

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