『皆既食～Total Eclipse～』プレスコール＆初日前日囲み会見

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2014年11月７日（金）～29日（土）、Bunkamura シアターコクーンにて絶賛上演中の、『皆既食～Total Eclipse～』。初日前日にプレスコール＆囲み会見が行われました。

演出家・蜷川幸雄氏が「最高のキャストがそろわないと実現できない」と、長年構想を持ちながら手掛けなかった『皆既食～Total Eclipse～』が、Bunkamura25周年記念の年に、まさに最高のキャストを得ての、満を持しての上演となりました。

アーティストたちに多大な影響を与えた、“早熟の天才”詩人ランボーと、デカダンスの教祖と謳われながら孤独な老年を迎えたパートナーの詩人、ヴェルレーヌ。19世紀を代表する二人の天才詩人の、目的地を持たない放浪の日々を描きます。

ランボーを演じるのは、今回が初舞台の岡田将生さん。ランボーに翻弄されるヴェルレーヌには生瀬勝久さんが扮しています。

プレスコールでは、とても初舞台と思えない、艶かしく、堂々として巧みな演技を披露した岡田さん。対する生瀬さんも、渋い敵役からコメディーまでさまざまなタイプの役をこなしてきた名優らしい、人間味あふれる演技で応えていました。

囲み取材でも、ふたりはすっかり息のあった感じで、生瀬さんは「岡田くんは、とんでもない舞台新人です。天才です！　まるで30年前の僕をみるようです」と自画自賛も込めつつ岡田さんのことを大絶賛！　「30年前の自分のようだ」と会見中3度も繰り返して、笑いをとっていました。

対する岡田さんは、初舞台らしく謙虚な様子で、「蜷川さんから舞台の面白さを教えてもらいましたし、生瀬さんから楽しんだ者勝ちだといわれたので、いい緊張感の中で、笑顔で楽しめたらいいなと思います」と初日前の心境を語ってくれました。

『皆既食～Total Eclipse～』は、2014年11月８日（土）～24日（水）、東京･Bunkamura シアターコクーンにて上演のあと、2015年12月４日（木）～７日（日）、大阪・シアターBRAVA!で上演されます。

★最後の写真は、作品にあわせて、真面目な表情のお二人で・・・。