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『アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』製作発表&イベントレポート

劇団スタジオライフが次回公演『アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』の製作発表会見及びプレイベントを開催しました。スタジオライフのファンクラブ「club LIFE」の会員約300人を招いての公開ショー形式で行われたイベントをレポート!

(写真/Yukari Watanabe 取材・文/大原 薫)

NEWS & INFORMATION  2013 6/26 UPDATE

『カリオストロ伯爵夫人』はモーリス・ルブラン原作、アルセーヌ・ルパンシリーズの内、若き日のルパンの最初の活躍と恋を描いた作品。おりしも同時期には宝塚歌劇団でも『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』(「ルパン、最後の恋」原作)が上演されますが、果たして男優集団のスタジオライフがルパンをどう描くのか!? 期待が高まります。

まず、会見では劇団代表の河内喜一朗さんがご挨拶。

「今回の公演は『翼をください』作曲の村井邦彦さんの音楽が見どころ。ミュージシャンによる生演奏と役者とで一体感を作りたい」

と熱く語ります。

そして、脚本・演出の倉田淳さん

「私が『カリオストロ伯爵夫人』の原作に出会ったのが4年前。『なんてすごい女性がいるんだろう』というのが最初の印象でした。ラウール(ルパンの本名)はクラリスという恋人がいるのに、カリオストロ伯爵夫人にどんどん惹かれていくんですね。私がこの作品をやりたいと思ったのは、人間の二面性が表れているということ。人間には善と悪、正義と悪徳、白と黒の世界が一人の人物の中に出てくるんですね。以前、萩尾望都先生から『人間というのは表と裏の二面があるとよくいわれるけれど、私は人間って球体なんじゃないかと思います。白と黒のマーブル模様の球体が運命によってコロコロ回転する。時に白が見え、時に黒が見えるのが人間じゃないか』と伺ってなるほど、と思ったんですね。

では、そのような多層をなす人間の感情を表現するにはどうしたらいいか、それには音楽だ、と思ったんです。えぐられた感情やさまよう人生を音楽で表現できたら、素晴らしいドラマになる、と。美術を担当する宇野亞喜良先生の紹介で村井邦彦さんに出会いました。村井さんは19世紀末の退廃的なものがお好きと伺って、(私と)趣味が合ったなと思いました()。今は村井さんからどんどんドラマティックな曲が届き、芝居の中身が負けそう()と思って、一生懸命稽古しているところです」

続いて出演者が登壇し、抱負を語りました。

岩崎大さん(ラウール・ダンドレジー役=Mチーム)

「ラウールは聡明で元気いっぱいな若い紳士。素敵な役なので苦戦しております。お客様にはドキドキハラハラワクワクしたお芝居を見ていただけるように頑張りたい」

松本慎也さん(ラウール・ダンドレジー役=Tチーム)

「ラウールはスタジオライフの作品の中でも1、2を争うほど台詞が膨大。今は頑張って台詞を覚えてます()。覚えるだけでなく緻密な会話劇や心理劇を皆さんに楽しんでいただけるところまで構築していきたいです。同期の関戸のカリオストロ伯爵夫人と、情熱的な愛と憎しみを深く掘り下げていって、スタジオライフの新しい代表作の一つになれるように頑張ります」

仲原裕之さん(ボーマニャン役=Mチーム)

「本当にやりがいのある役をいただきまして、稽古に必死に邁進しております。ボーマニャンが持つ熱情や愛を、真摯に自分と向き合って熱くぶつかっていきたいと思います」

倉本徹さん(ボーマニャン役=E&Tチーム)

「ボーマニャンはカリオストロ伯爵夫人と敵対する役なのに、彼女が好きになってしまう。愛憎を行ったり来たりするという振れ幅がある役をいただけたことは、役者冥利に尽きます」

船戸慎士さん(レオナール役=全公演)

「昨日衣裳さんにお会いしたら、一言目に『レオナールっぽいね』と言われました()。レオナールはカリオストロ伯爵夫人の一番の手下の役。ボーマニャンとルパンと三つ巴になっていく中で、カリオストロ伯爵夫人を助けながら、楽しい芝居を作っていきたい」

青木隆敏さん(カリオストロ伯爵夫人役=M&Eチーム)

「僕は今まで性格がきつい女性役をかなりやってきていますが、カリオストロ伯爵夫人は今までやってきた役をすべて合わせてようやくカリオストロになるかなというくらいインパクトが強い女性。この役で真骨頂をお見せして次回公演からは清純派へ華麗なる転身をお見せしたいと思います。ちなみに今のイメージは北斗晶さんで作っています()

関戸博一さん(カリオストロ伯爵夫人=Tチーム)

「僕は今までどちらかというと清純派で()、青木さんと逆の役が多かったんです。自分の中のよい部分と悪い部分の内の悪い部分をどれだけ膨らませて悪の華を咲かせられるか。悪の華からしかできない愛の果実があると思う。同期の松本と恋人役をやるのは初めてですが、同期の関係性をどう役に生かせるかを楽しみに頑張っていきます」

tekkan(物語の道先案内人 ムッシュ・エル役=全公演)

「(『カリフォルニア物語』以来)5年ぶりのスタジオライフ、今回の作品では、殆ど誰とも目を合わせて会話をすることがありません。一人孤独に台詞と戦っております。とてもスペクタクルな大きな作品ですが、この作品が2時間半になるか、1時間になるかは多分、僕にかかっていると思います()

続いて、記者からの質疑応答で、「役の見どころや役作りのポイントについて」。

岩崎さん

「ラウールがどうしてルパンになったか、それがこの作品の中で見えてくると思うんです。ラウールの心の葛藤や乗り越えていく強さを軸にして考えています」

松本さん

「ラウールはいろいろな魅力を持つ人物なんですよね。知性やユーモア、鍛え上げられた肉体を持っていて。でも、心の中では自分の身分にコンプレックスを抱えていたり。場面ごとに振れ幅大きく表現して、皆さんに魅力的だなと思われる青年を作っていけたらいいなと思ってます」

関戸さん

「カリオストロ伯爵夫人は人生を重ねてきた女性で、身につけてきた鎧があると思うんです。ラウールと出会うことのよって今まで重ねてきた鎧が破られていってしまう。ときには嘘をついたりしながら、彼女が隠しているものがだんだん出てくる過程、その後に見えてくる狂気に近いような愛を見せられたらいいなと思います」

と正攻法のお答えが続く中で、青木さんは

「物語の設定上ではカリオストロ伯爵夫人はマダムな女性でラウールとは年の差がすごくあるんですよね。今、ドラマの『ラスト・シンデレラ』でも年下男性と年上女性の胸キュンの恋愛がすごく日本人の心を打つ時代になっているので、僕が篠原涼子ちゃんに見えてくるくらいの()胸キュンさをテーマにしていきたいと思います」

と個性的な答えで、場内を沸かせました。

続いては報道陣による、フォトセッション。

司会を務めた藤原啓児さんの「実感のある笑顔でお願いします!」という言葉で、出演者の皆さんの笑顔がますます輝きます。

最後に「皆さん、しっかり目を開けて!」という言葉がかけられて、関戸さんが「えっ、僕!?」という場面も。

スタジオライフの役者の皆さんの息の合ったところが伝わって、和やかに会見が終了しました。

続いて、2部は出演者の皆さんによるショー。

劇中の『ヴァリエテ座』の場面に登場する女優ブリジット・ルースラン役の鈴木智久さんと緒方和也さん、神野明人さんによるダンス。カリオストロ伯爵夫人役の青木さん、関戸さんによる「悪女対談」。クラリス役に抜擢された宇佐見輝さんら出演者によるトーク。そして、最後はtekkanさんが村井邦彦さん書き下ろしによる新曲を2曲、披露しました。

スタジオライフが新たに取り組む音楽劇『アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』は、7月4日~21日まで、シアターサンモールにて上演されます。

詳細は下記公式サイトをご確認ください。

http://www.studio-life.com/stage/cagliostro2013/

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