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『ドリームジャンボ宝ぶね』は、明治初期の日本を舞台に、歌あり、ラジオ体操あり、ダンスあり、レビューあり、コントあり、なんでもありで繰り広げられる、日本版『真夏の夜の夢』。シェイクスピアの『真夏の夜の夢』で妖精パックが言う有名な台詞「ダッタン人の矢よりも早く」 を、『宝船』では座敷わらしが口にします。

この台詞とともに登場するのが音楽ユニット「DA2-DANZIN（ダッタンジン）」。今回の舞台のためにモンゴルから初来日したという設定の、蒙流（もうりゅう）ユニットです。メンバーはSYOさん（矢崎広）、TAIさん(林剛史) 、MICHIKYさん(辻本祐樹) 、ZAIさん(二瓶拓也) 、HYUNさん(滝口幸広) の５人。

17日は、まず「来日記者会見」イベントが行われました。

５人が舞台に登場すると、自己紹介に続いて、オリジナルデビュー曲「ダッシュ&キック」を駆けつけたファンの前で生初披露。会場がほどよい熱気に包まれた後はトークタイムに。

ユニット結成の経緯をTAIさんが「私たちの偉大なハーンに、Youやっちゃいなよって言われて」と、どこかで聞いたことがあるようなフレーズを交えて語ったり、TAIさんに「しきり上手」と評されたSYOさんが「普段1000人くらいの隊の隊長をやっています」とモンゴルでの本業（?）を明かしたり、片言な日本語でオモシロトークを繰り広げました。

取材陣からの質問も、来日した海外のアーティストへの質問といったノリで続きました。

「最近覚えた日本語は？」という問いには、 「寿司」（TAIさん）、「わびさび」（MICHIKYさん）、「赤坂サカス」（SYOさん）、「みなまで言うな」（ZAIさん）、「歩合制」（HYUNさん）。日本を象徴するような言葉、音の響きが面白い言葉から、とても現実的な言葉まで、バラエティに富んだ答えが。

「日本の女の子の印象」は、お色気担当の MICHIKYさんが代表して「かわいいねー。一緒にタコヤキ食べたいねー」と回答。

また「日本で気になっているユニットは？」という質問には「BIGBANG」とTAIさん。どうやら韓流ユニットが気になっている模様。 HYUNさんは「ももいろクローバーZ」を挙げていました。

イベント後、舞台の上で、素の役者さんたちへの囲み取材も行われました。

イベントの感想を聞かれて、「緊張したけど、お客さんがとても温かかったです」と口々にコメント。またユニットの今後の目標を聞かれ、辻本さんが「みんなでモンゴルに行きたいですね。モンゴル旅紀行」と言うと、全員が「いいね」「行きたい」と大賛成。さらに林さんが「最終的に、紅白に行きたい」と来年の活動に向けて熱い決意を語りました。

現在、イベントの様子と、「ダッシュ&キック」のPVを、公式サイトで見ることができます。
http://dorijyan.com/archives/category/news

舞台『ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~』 は2013年1月6日から、東京・青山劇場、ほかにて上演されます。

［公演情報］

『ドリームジャンボ宝ぶね~けっしてお咎め下さいますな~』

東京　2013 年 1 月 6 日(日)~1 月 13 日(日)　青山劇場
大阪　2013 年 1 月 26 日(土)　梅田芸術劇場メインホール
演出：板垣恭一
脚本：穴吹一朗
出演：植草克秀 矢崎広 木ノ本嶺浩 滝口幸広 辻本祐樹 林剛史久野綾希子 長谷川純 鳥居みゆき 紫吹淳 左とん平ほか
お問い合わせ：
東京　る・ひまわり　03-6277-6622（平日11:00～19:00）
大阪　梅田芸術劇場　06-6377-3800（10:00～18:00）
公式サイト：dorijyan.com