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映画『アントキノイノチ』初日挨拶で岡田将生号泣!
11月19日、映画『アントキノイノチ』が公開、丸の内ピカデリー1で初日舞台挨拶が行われました。登壇者は岡田将生さん、榮倉奈々さん、原田泰造さん、松坂桃李さん、瀬々敬久監督の5人。監督のサプライズ手紙、共演者からの暖かい言葉に岡田さんが号泣する場面も!
NEWS & INFORMATION 2011 11/21 UPDATE
『アントキノイノチ』らしく、岡田将生さんの「元気ですかー!」から始まった会見。ファンの皆さんの笑顔の写真10000枚で作ったモザイクアートもお披露目されました。
でも、一番のイベントは、瀬々監督からの岡田さんへのサプライズの手紙。
「岡田君。考えたら準備、撮影、宣伝と1年近く『アントキノイノチ」に
関わってきたと思います。とりあえず今日で終わりです。
長い間お疲れさまでした。
ちょっと寂しい気感もしますが、一生会えないわけでもないですし、
これからはきっと、映画が一人歩きをしてくれると思います。
岡田くんはどちらかというと天然でボケキャラでいますが、
撮影中は本当に助けてもらったと思います。
撮影中に震災が起こって、大変だった現場でも、岡田くんの笑顔と
子供のような無邪気な会話でみんなの気持ちがどんなに和んだことか
分かりません。
たぶん、そこには岡田君の心の温かさがあったと思います。他にも思い出すことはたくさんあります。
特に文化祭での撮影の最後の日。松坂くんのアップのとき、
「シーンの最初からやろう」と提案してくれた岡田君の松坂君への友情。そして、映画に対する思いは本当に嬉しかったです。
あの撮影の日々を引っ張っていってくれたのは、岡田くん、君だと今でも思っています。
僕は岡田君の生きてきた年月と同じくらいの間、監督ということをやってきました。でも今回岡田君達と出会って、一緒にすることができ、大切なことを思い出すことができました。
それは方法とかではなく、純粋な心と、真っ白な心で映画に挑んでいくということです。
ありがとう。
またどこかで。そして、また一緒に仕事をしましょう。
2011年11月19日、『アントキノイノチ』監督、瀬々敬久!」
この手紙に続いて、出演者からもメッセージが。
松坂桃李さん「杏平を将生君が演じてくれて僕は本当によかったと思っています。
たぶんここまで来るのに大変なことがたくさんあったと思います。
僕はこの作品を通して、将生君出会えたことを本当に嬉しく思っています。
また一緒に仕事をしましょう。お疲れ様でした。おめでとうございます!」
原田泰造さん「本当に岡田くんがいて、場がすごく盛り上がって。僕も本当にやりやすかったです。小学校2年生みたいだって言ってごめんなさい。大学生になりました(笑)」
榮倉奈々さん「お疲れさまでした。3月から撮影が始まって、撮影はもちろん大変だったけど、色々な場所に行って、プロデューサーの平野さんも大変なこといっぱいさせるから(笑)、大変だったと思うけど、本当に岡田君がいてくれて頑張れました。楽しかったです。また仕事しましょう!」
メッセージをもらった岡田さんは
「今日もみんな『そっけないな』と思ってたんですよ。『あれ、俺に話しかけてくれないな』って
思ったし、監督も目を合わせてくれなかったし…。こういうことだったんですね」大粒の涙をながしながらコメント。感動的な初日舞台挨拶になりました。
(C)2011「アントキノイノチ」製作委員会
映画「アントキノイノチ」
出演:岡田将生 榮倉奈々 原田泰造 松坂桃李
染谷将太 檀れい 鶴見辰吾 柄本明 堀部圭亮 吹越満 津田寛治 宮崎美子
監督:瀬々敬久(「感染列島」、「ヘヴンズ ストーリー」)
原作:さだまさし『アントキノイノチ』(幻冬舎文庫)
脚本:田中幸子(「雷桜」)、瀬々敬久
製作:「アントキノイノチ」製作委員会
配給:松竹