インタビュー & 特集

SPECIAL! 『セレブレーション100!宝塚』集中連載 第三回 姿月あさとさん(1)

宝塚歌劇100周年を記念して、5月18日より上演される『セレブレーション100!宝塚~この愛よ永遠に~』。この作品に出演されるトップスターさんたちに、現役時代のお話から100周年の思い、OG公演についてなどを、連載でお伺いしています。(※登場順不同)

厳しい学校生活を経て同じ訓練を受けた仲間、一緒に作品を作りあげた仲間。一人一人の力が一つにまとまる凄さを知っている姿月あさとさんのインタビューは一味違うものに感じられました。(取材・文/小柳照久、撮影/笹井孝祐)

INTERVIEW & SPECIAL 2014 5/17 UPDATE

 宙組初代トップスター

 宝塚在団中の思い出というと、1998年の宙組誕生でしょうか。誰も想像してなかったことが起きたわけですから。その時に、トップというお役の任命を受け、大変責任のあることをさせていただきました。凄いことでした。歴史的なことに携わったことが大きな思い出です。

ついに宝塚歌劇団迎えた100周年

2014年に入り、いよいよ100周年を迎えまして、4月には宝塚大劇場での記念式典に出席してまいりました。小林一三先生が温泉地に宝塚歌劇団を作られ、戦争を挟むなど歴史の流れの中で本当にご苦労なさいましたが、女性だけの少女歌劇団がこれほど大きな組織になっていること、自分も含めて入りたいと思う人がたくさんいること、そして次なる未来に向かっていることに、在団中の感情とはまた違う感動を覚えました。大劇場の式典では、トップとかトップでないに関係なく、学年順に着席していくので、私の席は二階の後方だったんですよ。式典では、本当に素晴らしいカンパニーに在籍させていただいたんだなと再認識しました。

トップになるにもラインダンスから

 先日、衣装を着用してチラシの撮影がありました。他の皆さんを見ていて、ファッションモデルとも違いますし、ふつうの女優さんとも違う。独特な我々の着こなしだと思いました。背筋が伸びていてキレイ。そして、一同が揃った時のラインの美しさが素晴らしいと。私たちはラインダンスの経験がありますし、自分が踊っている時に横を気にするレッスンや教育を受けているんです。どんなにお一人で踊るのが上手なダンサーでもあっても、みんなで合わせて踊るということは誰にでもできることではないので、それが私たちが得意とすることかもしれないですね。四月の月組公演『TAKARAZUKA 花詩集100!!』では100人のラインダンスがありましたが、キレイだなと思いました。宝塚って歴代どのトップさんも必ずラインダンスをなさっているんです。学年を経て、トップとかスターとか言われるようになりますが、音楽学校で同じ教育を受け、初舞台の時はみんな一緒のラインからスタートします。これも宝塚の大きな特徴ですね。

(2)へつづく。

『セレブレーション100!宝塚~この愛よ永遠に~』の情報は、こちらから公式サイトをごらんください。

 

 

 

 


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