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インタビュー & 特集

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SPECIAL! 劇団☆新感線『蒼の乱』 いのうえひでのり、天海祐希、松山ケンイチが意気込みを語る!

劇団☆新感線の約1年半ぶりとなる新作、いのうえ歌舞伎『蒼の乱』。座付き作家・中島かずきさんが、さまざまな逸話を残す歴史上の大人物・平将門をめぐる物語を、平安時代を想定した架空の国を舞台に描きます。主演を務める天海祐希さん、新感線初参加の松山ケンイチさん、演出家いのうえひでのりさんが稽古の模様や意気込みを語り、新たないのうえ歌舞伎の“風”を感じました。(取材/小野寺亜紀)

INTERVIEW & SPECIAL  2014 3/17 UPDATE

[上:東京で行われた製作発表時の集合写真、下:大阪でのインタビュー]

演出家のいのうえひでのりさんは、「最近のいのうえ歌舞伎はシリアスで重めなものが続いていたので、僕らとしてはもう少し爽やかな楽しいものがやりたいという気分があった。今回はいのうえ歌舞伎の初期のころのように、歌ったり踊ったりショーアップした要素を多く含んだバラエティ豊かないのうえ歌舞伎に戻そうと思います。“日本一男前な女優”天海祐希さんと、日本一素朴な青年が似合う松山ケンイチくんを迎えて、観た後にスカッとする爽やかな作品になると思います」とコメント。

 03年のいのうえ歌舞伎『阿修羅城の瞳』、10年の『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive』で新感線の舞台に出演、圧倒的なオーラを見せつけた天海祐希さんが、将門の妻となる強く美しい女性・蒼真(そうま)役で主演します。いのうえ歌舞伎で女性ゲストが主演するのは初。3回ともカラーの違う新感線の舞台に出させていただけてありがたいなと思っています。今回演じる蒼真という女性は、まず自分の国が、あることで滅んでいく様を見て、海を渡り日の本に来て、そこでもいろいろなことに巻き込まれ人間不信などになりながらも、松山くん演じる(将門)小次郎と出会い、彼女本来のいろんなものを取り戻していきます。素朴な草原、風、馬が似合う松山くんと一緒に毎日楽しくお稽古しています。身体に気をつけて頑張りますので、よろしくお願いします」(天海)

劇団☆新感線に初参加となる松山ケンイチさんは、主演したNHK大河ドラマ『平清盛』に縁ある“将門小次郎”役。「ドラマで学んだ所作や話し方は活かせたらいいなと思いますが、映像と舞台はまた違うので。でも縁はすごく感じます。これだけ続くと自分は平家の人間じゃないのかと思ったりします()。将門小次郎は素朴で草原が似合うという役。この当時、都は京都でしたから坂東の者はみな未開発な東に生きる荒くれ者というイメージでした。そういう部分も持ちつつ、都にはない無垢で爽やかな感じで、シンプルな生き方を持つキャラクターなのですごく好きです。いのうえさんに少し稽古してもらっただけで、すでに将門小次郎の魅力がどんどん分かってきました。天海さんとの掛け合いも楽しくやらせてもらっていますし、殺陣もあって結構大変ですが大好きな新感線、何から何まで楽しみたいです」(松山)

 いのうえさんいわく、「天海姐さんはスケールの大きい役が似合う。今まで新感線で演じていただいたのが、鬼の王に女海賊に女王()。『薔薇とサムライ』ではオスカルではなかったですけど、あんなふうにやれる人、世界で一番じゃないかと思いました!スケールの大きい嘘をつく説得力、それを信じたくなる押し出しの強さがある。松山くんは大股で立っているだけで、惹きつけるものがあります。稽古で名乗りのシーンがあったんですが、『オレは将門小次郎だ』ってポツッとね、すごく飾り気がなくていいんですよ。女傑の話なので、その対比としてシンプルな青年が出てくる。それがすごくぴったりきています」。

 ちなみに将門は“日本三大怨霊”のイメージもありますが、今回は「関東では守り神的な、ヒーロー的な扱いをする考え方もあり、むしろ関東の、坂東の英雄」(いのうえ)というコンセプト。業を背負った女と真っ直ぐな男が、国をつくっていくカタルシスに溢れたストーリーが展開します。

 3回目の出演となる劇団☆新感線の魅力について天海さんは、「人間力だと思います。いのうえさんをはじめ、劇団員の方、スタッフの方、その思いと在り方が素晴らしい。ゲストで出てもずいぶん前から一緒にいるような感覚にさせてもらえます。お互いにいいところを引き出し合えるというか、自分の気付かない部分を引っ張り出してもらえます」。いのうえ歌舞伎への思いも強く、「『阿修羅城の瞳』ではそめちゃん(市川染五郎さん)の歌舞伎の技、すごさを目の当たりにでき、次は派手なロック系の『薔薇とサムライ』だったので、もう一度、いのうえ歌舞伎に触れてみたいという思いがありました。いのうえ歌舞伎は、大きなウソを、大真面目に、大見得をきってできる!という面白さがあります」。

 『薔薇とサムライ』では華麗なる七変化をこなし観客をうならせ、さらに新感線ならではの笑い、歌、踊り、すべて相性抜群だった“劇団☆新感線×天海祐希”の第三弾。期待せずにはいられません。

 松山さんは小次郎の相棒役の劇団員・橋本じゅんさんとの絡みを特に楽しんでいるよう。「僕が初めてお金を払って観た舞台が劇団☆新感線の『レッツゴー!忍法帖』(04年)でした。青森出身の僕は、東京でとんでもないエンターテインメント体験ができたという感動がありました。ラスベガスに行ってシルク・ドゥ・ソレイユの『O』を観たぐらいの。あの作品で阿部サダヲさんの相棒役の橋本じゅんさんをすごいと思ってましたが、今回も素晴らしい相棒です!稽古していてもとても気持ちいいです」と満面の笑顔。

 この松山さん×橋本さんの組み合わせで、「芝居のトーンが決定したというところがあります。稽古していても面白いし、うまくいくんじゃないかな」といのうえさん。

『シレンとラギ』のようなハードないのうえ歌舞伎から、新たに爽やかな風と大地を感じる、歌や踊り満載のいのうえ歌舞伎へ。乞うご期待!

 

劇団☆新感線 2014年春興行 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:天海祐希/松山ケンイチ/早乙女太一/
梶原 善  森奈みはる  粟根まこと  高田聖子  橋本じゅん/平 幹二朗 他

【東京公演】2014年3月27日(木)~4月26日(土) 東急シアターオーブ
S席12,500円、A席10,500円、B席7,500円(全席指定・税込) 
ヤングチケット2,000円(22才以下対象、公式サイト限定販売)
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570・00・3337

【大阪公演】2014年5月8日(木)~5月27日(火) 梅田芸術劇場メインホール
S席13,800円、A席10,500円、B席7,500円(全席指定・税込)
ヤングチケット2,000円(22才以下対象、公式サイト限定販売)
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 06・7732・8888

http://www.aonoran.com

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