インタビュー & 特集

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INTERVIEW!  「やるからには、最後は楽しんで舞台に立ちたい」 加藤和樹さん part.2

ミュージシャンと役者、ふたつの顔を持ち多方面で活躍している加藤和樹さん。2014年4月には世界初演のミュージカル『レディ・ベス』で初めて帝国劇場の舞台に立ちます。多忙を極めながらも内から沸き上がる思いをぎゅっと詰め込んだアルバム制作について、そして、役者としての新たなる飛躍に向けた“この先”への決意について、真っすぐな言葉で語ってもらいました。
(文/横澤由香 撮影/熊谷仁男)

INTERVIEW & SPECIAL  2013 11/28 UPDATE

あんなに緊張するオーディションは、これが最初で最後にしたいです(笑)。

●俳優としては今年『ロミオ&ジュリエット』のティボルト役で本格的なミュージカル作品に挑戦したわけですが、その興奮も醒めやらぬときにミヒャエル・クンツェ×シルヴェスター・リーヴァイコンビによるミュージカル『レディ・ベス』にロビン役で出演のニュースが! 大作が続きます。

「昨日ちょうど『レディ・ベス』のスチール撮影があったんですけど、舞台の本番の前には自分のライブやイベント、朗読のステージや『真田十勇士』も控えていて…ちょっとね、“今、俺の気持ちはどこだ!?”ってカンジです(笑)。カチッカチッとスケジュールを立てて動いてますし、その都度アーティストモード、俳優モードっていう切り替えはちゃんと大丈夫なんですけど、どうしても先のことを考えると前倒しに気持ちも入ってきちゃうので、そうするとやっぱり少なからず焦りもしますよね」

●『レディ・ベス』はオーディションだったそうですね。

「『ロミオ&ジュリエット』の稽古中にオーディションがあって大きな作品ですし、チャンスがあるのなら自分の進化、という意味でもトライしたいと決めて、自ら受けました。当日は審査する側にすごい人数の人たちがいて、自分が受けたオーディションであんなに人がいたのは初めてですよ!  “こんなにいるの、聞いてないよぉ〜”って、相当緊張しました。ああいうのはもう…これが最初で最後にしたいですね(笑)」

●では、決まったときの第一声は?

「“え、嘘でしょ??”(笑)。なにしろ自分的には非常に悔やまれるオーディション内容で、思い描いていた通りのことが全然できなかった。まず始めに普通に曲を一曲歌って、そうしたらリーヴァイ氏が“今度はもっと自由に動きながら自分の思うロビンで歌ってみて”と。まだロミジュリも始まっていなかったし、ミュージカルのアクションなんてわからないから“芝居仕立てでいいのか?”って、とにかくガムシャラに動いて歌って。そうしたら…失礼な話ですけど“もしかしてバカにされてるのかも?”って思うくらい、リーヴァイ氏が僕を見てすっごく笑ってるんですよ。もう終わった途端“ホント、すみませんでした!”って気持ちで逃げるように…。マネージャーさんにも速攻“ほんとダメ、もうダメ”って、泣きたい気持ちで電話を入れましたからね」

●それが実は好感触で。

「いやぁ…でもあれを乗り越えての結果なので、しっかり受け止めて。観劇には何度も足を運んでいますが、自分があの帝国劇場の舞台を踏むという実感もなかなかなくて、まだちょっと信じられない気持ちが強いんですけどね」

●作品としてはこれが日本初演でもあり世界初演。和樹さんたちがオリジナルを創っていくという使命もあります。

「ゼロから創っていくというのはホントに嬉しいですね。嬉しいし、そこに恥じないようにという思いもあります。ミュージカルファンの皆様の期待に応えられる作品をお届けできるように精進しなければ。僕が演じるロビン・ブレイクは吟遊詩人で、レディ・ベス=エリザベス一世の若き日の恋人。物語はレディ・ベスが即位するまでの波瀾万丈の人生が描かれていて、もちろんラブストーリーも大いにありますのでぜひ期待していただければ。カンパニーとしてはロミジュリのキャピュレット組が揃っているので心強くもありますが、基本的に自分はポッと出のダークホースな人間ですから。やさしくも厳しく接してもらえれば」

●未知の領域に踏み込んでいく決意、感じますよ。

「まさに! ホントはチラシにも“加藤和樹(新人)”って書いておいて欲しいぐらいの気持ちなんですけどね(笑)。昔から声楽を学んできたわけではないし、ミュージカルの経験も浅い自分だからこそ、なにができるのか。知らないということが最大の武器になる部分もあるし、もちろん、それが邪魔をする場合も実際多々ありますけど、そこを踏まえて今の自分がこの現場でどこまで出していけるのかが課題であり、大きな挑戦ですね。困難もたくさんあるでしょう。でもやるからには最後は楽しんで舞台に立ちたい。そう願っています」

☆ミュージカル『レディ・ベス』は2014年4月より帝国劇場にて上演します。

☆加藤和樹さんの写真は、登録無料の会員限定ページでも公開中です。

 

[プロフィール]

かとう・かずき

1984年10月7日生まれ、愛知県出身。
ミュージカル『テニスの王子様』、翻訳劇『罠』、ドラマ『ホタルノヒカリ』などで俳優として活躍する傍ら、2006年にアーティストデビュー。以来、8回(ソロ通算・2013年9月現在)の全国ツアーを開催。日本武道館やC.C.Lemonホール他での単独ライブや韓国台湾でのライブを行うなど精力的に活動を重ねている。近年の主な舞台は『レシピエント』(G2演出)『音楽劇 千本桜』『オセロ』(白井晃演出)ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』など。2014年1月〜2月には日本テレビ開局60年特別舞台『真田十勇士』に出演する。
加藤和樹公式サイト●http://kazuki-kato.jp

[公演情報]

ミュージカル『レディ・ベス』

2014年4月13日〜5月24日 東京 帝国劇場
(プレビュー公演 4月11日・12日)
2014年7月19日~8月3日 大阪 梅田芸術劇場 メインホール
2014年8月10日~9月7日 福岡 博多座
2014年9月13日~24日 名古屋 中日劇場

脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞:小池修一郎
出演:平野 綾/花總まり 山崎育三郎/加藤和樹 未来優希/吉沢梨絵 平方元基/古川雄大 和音美桜 吉野圭吾 石川 禅 涼風真世 石丸幹二/山口祐一郎ほか
公式サイト●http://www.tohostage.com/ladybess/

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