anfan

インタビュー & 特集

kato13_00

INTERVIEW!  「自由に感じて、お気に入りのおもちゃを選んでもらえれば」 加藤和樹さん part.1

ミュージシャンと役者、ふたつの顔を持ち多方面で活躍している加藤和樹さん。11月20日にはCDデビュー7周年を記念する最新ミニアルバム『TOYBOX』をリリース。多忙を極めながらも内から沸き上がる思いをぎゅっと詰め込んだアルバム制作について、そして、役者としての新たなる飛躍に向けた“この先”への決意について、真っすぐな言葉で語ってもらいました。(文/横澤由香 撮影/熊谷仁男)

INTERVIEW & SPECIAL  2013 11/20 UPDATE

レコーディングでは「まだまだ自分のことを知らないなぁ」って痛感しました。

●ニューアルバム『TOYBOX』。レコーディングはミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の本番と並行して行なわれたそうですね。

「そうなんですよ。一発目の録りは夏のライブでも披露した自作ナンバー『あいことば』だったんですけど、舞台からスタジオへの頭の切り替えというか、気持ちの切り替えはスゴく難しかった。驚いたのは…歌い方がね、完全にミュージカルになっていて。自分は全然そんなつもりなかったのに、一番新鮮にカラダに染み込んでいるモノはこんなに強いのかって、歌いながら自分でもビックリでしたし、周りのスタッフも“なんかヤバくない?”という空気になり──。もともと自分の歌は前へ前へっていう気持ちで、お腹で支えつつこの辺(胸のあたり)から声を出すっていうイメージなんですけど、そのときは完全に頭の後のほうから遠くへ響かせるように声を出すミュージカルの歌い方だった。それぞれがうまく融合したような表現が生まれればそれでも良かったかもしれないんですけど、なかなかそこまで至る余裕も時間もなく。とにかくめちゃくちゃ苦戦したスタートになってしまいました」

●悔しかった?

「うーん、悔しいというよりも“なにコレ!?”って、不思議でしたね。今まで味わったことのない感覚に自分自身がすごく戸惑いました。それでとにかく落ちつかなきゃってことになって、時間をいただいてとりあえずライブの音源を聴いたりと、もういちど自分の歌を自分に染み込ませて。結局、振り返ってみると全体を通して自分で作った歌が一番レコーディングに時間がかかっちゃいました(笑)。同時に“また舞台に戻ったとき、ティボルトになれなかったらどうしよう”っていう考えも一瞬頭をよぎったりもしていて…舞台と音楽、両方をやっていくんだったらギターなんかと一緒で“ここをこうしたらこう鳴るんだ”って、やっぱりもっとちゃんと自分の楽器(声)のことをよく知らないといけないな、と痛感しました。自分ってまだ全然自分のことを知らないなぁって」

●そんなことがあったんですね! アルバム自体はバラエティに富んだラインナップで、まさにいろんな色やカタチに彩られたおもちゃ箱のよう。和樹さん自身が楽しみながら創った一枚なんだというのが伝わってきます。

「今まで僕に携わってくれたミュージシャンの方たちにあらためて楽曲を提供していただきました。自分の成長も含め、自分自身が音楽で遊ぶぞっていう気持ちもありつつ…なんか、“決まりはないな”っていうのは思っていて。だから、聴いてくださる方たちの反応も今回すっごく楽しみなんです。“これは好き”とか、“へぇ、こんな曲もあるんだ”とか、自由に感じてそれぞれのお気に入りの一曲、お気に入りのおもちゃを選んでもらえればいいなぁ」

●その中でふと共通して伝わってくるのが“やさしさ”。どんなテーマを歌っていても、和樹さんの視線は“やさしさ”にたどりつくように思えて。

「そうですね。昔の自分、デビューした頃は特に本当に応援してくださる皆さんにすごく支えられてきたけれど、今度は恩返しというか…やっぱり自分が周囲を引っ張って行ったり、もっともっと自分から返していかなければいけないことがほんとにたくさんあると思うんですよ。年齢的にもね、今までのたくさんの出会いを通して、“自分だけじゃなくて人のことを考えられる人間になりたいな”って強く思いますし。それにやさしさは絶対自分にも返ってきますからね。そういう生き方、したいなぁって。音楽って結局自分の吐き出したいこと、自分の伝えたいことを詰め込むしかないわけで…もともと僕は攻撃的な人間じゃないし(笑)。叫ばなきゃやってられないっていうときは一緒に叫ぼうよ、とか、いいことばっかりじゃないけど自分が想うことはきっと相手にも伝わるよ、とかね。そういうところからせつなあったかい曲が生まれたりもして。歌を通してそんなことを共有したりわかりあったりできたら素敵でしょ」

☆Mini Album 『TOYBOX』は11月20日リリース。
☆加藤和樹さんインタビューpart.2では、ミュージカル『レディ・ベス』について語っていただきます。

[プロフィール]

かとう・かずき

1984年10月7日生まれ、愛知県出身。
ミュージカル『テニスの王子様』、翻訳劇『罠』、ドラマ『ホタルノヒカリ』などで俳優として活躍する傍ら、2006年にアーティストデビュー。以来、8回(ソロ通算・2013年9月現在)の全国ツアーを開催。日本武道館やC.C.Lemonホール他での単独ライブや韓国台湾でのライブを行うなど精力的に活動を重ねている。近年の主な舞台は『レシピエント』(G2演出)『音楽劇 千本桜』『オセロ』(白井晃演出)ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』など。2014年1月〜2月には日本テレビ開局60年特別舞台『真田十勇士』に出演する。
加藤和樹公式サイト●http://kazuki-kato.jp

[アルバム情報]

Mini Album 『TOYBOX』

2013年11月20日発売
■収録内容
1 AVCD-38857/B (CD+DVD) 2,730円(税込)
【CD】1.あいことば 2.~5.カップリング曲 【DVD】1.あいことば(MusicVideo)
2 AVCD-38858/B (CD+DVD) 2,730円(税込)
【CD】1.あいことば 2.~5.カップリング曲 【DVD】1.特典映像
3 AVCD-38859 (CD) 1,890円(税込)
【CD】1.あいことば 2.~6.カップリング曲

 

LINEで送る

  • Google広告 記事下 468×60

  • 楽天広告 記事下 468×160

  • omo10_banner_small

    omo10_banner_small
  • omo9_small

    omo9_small
  • omo8_small

    omo8_small
  • omo7_small

    omo7_small
  • 川本成のオレ哲学

    川本成のオレ哲学
  • オモシィマグ6

    オモシィマグ6
  • mag4banner

    mag4banner
  • omoshii mag vol.5

    omoshii mag vol.5
  • コンビニプリント

    コンビニプリント
  • オモシィマグvol.3

    オモシィマグvol.3
  • MAG_BANNER

    MAG_BANNER
  • オモシィ会員登録

    オモシィ会員登録
  • Google広告 サブバー 200×200

  • omoshii mag

    omoshii mag
  • MAG2_RENSAI_BANNER

    MAG2_RENSAI_BANNER
  • anfan

    anfan
  • chess01

    chess01
  • banner_Elisabeth

    banner_Elisabeth
  • ロミオとジュリエット

    ロミオとジュリエット
  • 公演情報登録

    公演情報登録
  • Sparkle

    Sparkle
  • アプローズ

    アプローズ
  • イープラス

    チケット購入はこちらから!
  • 突撃!アヒル感激日記

    突撃!アヒル感激日記
  • 劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録

    劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録
  • 大原薫 There’s only here

    大原薫 There's only here
  • メタ情報