インタビュー & 特集

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INTERVIEW! 『スペーストラベラーズ side;Winter』和田琢磨さん part.1

2012年夏に上演され好評を博した『スペーストラベラーズ side;Summer』 。その別バージョンが、12月19日から上演中です。この舞台に出演する和田琢磨さんは、先頃、ミュージカル『テニスの王子様』を卒業したばかり。テニミュとは180度方向の違う作品に挑む、和田さんに、稽古が始まったばかりの12月初旬、稽古場にてお話をうかがいました。

(写真/笹井孝祐 取材・文/臼井祥子)

INTERVIEW & SPECIAL  2012 12/21 UPDATE

まずは、ムービーコメントをご紹介します。

●和田さんが俳優になったきっかけを教えてください。

18歳のころ、山形から上京してきまして、アルバイトでカットモデルをやっていたんですよ。そこで美容師さんに「俳優やってみたら?」って声をかけてもらって。演技の先生を紹介してもらって、レッスンを始めた、というのがきっかけです。

それまでは舞台は観たことなかったし、映画は好きでよく観てましたけど、仕事として意識して観たことはなかったです。山形、ものすごい田舎なので(笑)。「ブラット・ピット、カッコいいなあ」っていうようなレベルで、自分がそうなろうとは想像もしなかった。

●でも声をかけてもらって、興味をもった?

そうですね。でも20歳でレッスンを始めて、デビューしたのが23歳。順風満帆とは言いがたいですね。しかも3年間何をしていたかというと、ほとんど何もしてなかった。オーディションも受けないでアルバイトしてました(笑)。でもなぜか不思議と、やれるんだという自信はあったんですよ。これを言うとみんなに「えー? 3年間? 何してたの?」ってビックリされるんですが。

●それで23歳の時に、初舞台『流れる雲よ』に出演が決まったんですね。

そうです。トリプルキャストで主役をやらせていただきました。トリプルだからほかの方が演じているのも観られて勉強になりましたよ。でも、実は緊張しすぎて、あまり覚えていないんです。「メイクしたっけ?」「鏡前に何を置いていたっけ?」「お客さんはどれくらい入っていたっけ?」とか、そういうことを。台詞を間違えたことはほとんどなかったんですが、一度だけパッと出てこなかったことがあって、でもそれっぽいことを言って乗り越えられた。そのときに「うわ、この緊張感やばいな。たーのしい!」って思った記憶があります。すごい楽しめましたね。

今度、朗読劇『しっぽのなかまたち』(12月18日〜26日/和田さんの出演は24日)に出演するんですけど、同じ全労済ホール/スペース・ゼロでやるので「これがあの時の会場か」って、いろいろ思い出せるかもしれません。

●『流れる雲よ』の次に出たのがテニミュですね。

テニミュは、実は1stシーズンの時も手塚役じゃなかったんですが、オーディションを受けていたんです。でも3回落ちまして。3回目はアンダー(スタディ)で受けたにも関わらず落ちまして、まあ、踊れないし歌えない僕がアンダーでいてもしょうがないんですけど(笑)。これはもう、ダメだなと。

●きっと手塚役が、和田さんを待っていたんですよ。

僕もそう捉えることにしています(笑)。でも2ndシーズンが始まりますって連絡をもらった時には、マネージャーとけっこう消極的な気持ちになってました。でもそのときにはもう、すごく素敵な作品で、素敵な役だと知っていたので、行きましょう!と決めて、6次か7次くらいまでオーディションがあって、決まるまで、ずっと、一瞬一瞬、緊張していました。

●そこから2年半やって、一番思い出に残っていることはなんですか?

「青学vs立海」の東京凱旋公演の大千秋楽の本番中に、勇輝(小越勇輝/主演・越前リョーマ役)が泣いたことですね。全然泣かない子なのに。サプライズで、僕らのオーディションの時の映像が流れて、それを見たら泣いてしまいそうだったんで観ないようにしていたんですけど、青学のキャストを見るとみんな泣いてるんです。「あ、あいつも。あいつも」って。それで最後に出てきた勇輝を見たら泣いてて、もらい泣きしました。それが一番思い出深いです。

●2年半で得た最大のものってなんでしょう?

忍耐、かな。最初は全然できなかったのに、やっていくうちに時々ちょっと前よりうまくなっているかかもって、自分の中に自信が出てくる。人から見たら全然できてなくて、たいして差があるわけでもないんだけど。たとえば踊りで、もうちょっとこうしたらカッコよく見えるんじゃないかとか、考えられるようになってくる。そういうことを忍耐強くやっていると、いつの間にかスキルアップしていくんだなと気付きました。

●でも忍耐というからには、苦しい時間もけっこうあった?

だってできないんですよ。「なんでできないんだ」って言われても、「わかんないです」みたいな。なんでかわかんないけどできないですよ。でも新之助さん(本山新之助/振付)何回も何回も反復練習をやらせてくれて、「はい。今、和田が間違えたから、全員もう一回やるよ」って。そうやって何回もやっているうちにできるようになっていく。それがすごく身になっています。新之助さんはじめ、周りの皆さんに本当に感謝しています。

和田さんはミュージカル『テニスの王子様』を10月のコンサート「SEIGAKU Farewell Party」で卒業。12月19日〜30日まで、卒業後初の舞台『 スペーストラベラーズ side;Winter』に出演中です。

(part2に続く)

[プロフィール]

わだ・たくま

1月4日生まれ 山形県出身。
2009年に舞台『流れる雲よ 〜DJから特攻隊へ愛を込めて〜』で初舞台を踏む。2011年1月よりミュージカル『テニスの王子様』に手塚国光役で出演。今年10月に同作を卒業した。12月24日に朗読劇『しっぽの仲間たち』(全労済ホール/スペース・ゼロ)に出演。2013年2月〜3月は舞台『遠い夏のゴッホ』(赤坂ACTシアター、新歌舞伎座)に出演する。
公式blog●http://ameblo.jp/takumawada/

[公演情報]

『スペーストラベラーズ side;Winter』

2012年12月19日(水)~12月30日(日) 本多劇場
原作:『ジョビジョバ大ピンチ』
原作脚本:マギー
脚色・演出:細川徹(男子はだまってなさいよ!)
出演:和田琢磨 川本 成 永山たかし 夙川アトム 顔田顔彦/大堀こういち
問い合わせ:サンライズプロモーション東京 ● 0570-00-3337 (全日10:00~19:00)
公式サイト●http://www.nelke.co.jp/stage/supetora_winter/

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