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インタビュー & 特集

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INTERVIEW! 『リトルショップ・オブ・ホラーズ』相葉裕樹さん part1

主演舞台『リトルショップ・オブ・ホラーズ』に主演する相葉裕樹さんに、初舞台のミュージカル『テニスの王子様』からこれまでのすべての舞台についてお話をうかがいました。(撮影/熊谷仁男 取材・文/臼井祥子)

INTERVIEW & SPECIAL  2012 6/7 UPDATE

*相葉さんにとってミュージカル『テニスの王子様』はどんな舞台でした?

テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』※相葉さんは2、3代目の不二周助役で出演)は初めての舞台でしたし、まさか自分がミュージカルに出演すると思っていなかったので、本当にビビってましたね(笑)。しかも初代の不二周助役を演じたのはKimeruさんなんですよ。「え? アーティストじゃん。めっちゃ歌うまいじゃん」って。

でも当時僕は17歳で、同世代のヤツがいっぱいいて、とにかく楽しかった。一番楽しかった時代かもしれないです。青春だったのかな。作品のテイスト的にも部活のノリがあったから。いまでも当時の仲間たちに会うと、「ご飯でも食べにいこうよ」なんて話になります。

*青学のほとんどのキャストが2代目から3代目に替わった際、相葉さんは3代目に残りましたね。舞台を観ていて2代目と3代目で相葉さん変わったなと思ったのですが。

変わりました。2代目のときは僕は初舞台で、周囲には城田(優)さんのような経験者がたくさんいて、甘えていられる部分があったけど、3代目になったら今度はこれが初舞台だっていうキャストが入ってきて、僕が教えなくてはいけない立場になった。それまで、自分が引っ張る側に立つことってなかったので、あそこまでリーダーシップを発揮したことは後にも先にもないです。

*そして初ストレートプレイ『スイッチを押すとき』と初主演舞台『PIPPIN』と初挑戦となる舞台が続きました。

『スイッチを押すとき』は稽古が大変でした。朝10時から夜10時までみっちりやったんですよ。その頃僕は家が遠かったので、家に帰ったら12時で、翌朝6時には起きなきゃいけない。おまけに題材もすごく重くて…。でもあの経験で芝居って大変だけど面白いなってすごく感じました。

『PIPPIN』は「僕がいきなり主演?」「歌得意じゃないのに?」ってびっくりしました。やると決めたからには一生懸命やっていたんですが、すごく叱られ、ボコボコにされ(笑)。逆境に耐えるというかハートの強さが養われた舞台でした。再演の時には途中でノドを痛めてしまって、こんな歌を聴かせてお客様に申し訳ないと、千秋楽で泣いてしまったことを覚えています。悔しかったです。

*2008年には『手紙』『ココロノカケラ』『リンダリンダラバーソウル』と3本の舞台に出演しました。

『手紙』は、殺人犯の兄を持つ弟の役で、メッセージ性の強い舞台でしたから、演じていていろんな思いがありました。今だったらもうちょっと深く演じられるだろうなと思います。若いころに経験した舞台は、機会があったらもう一度出演してみたいですね。

『ココロノカケラ』のときは、実は同時に『テニミュ』に助っ人で出ていたんですよ。青学5代目に交ざって不二役で。どちらもダブルキャストだったから可能だったんですが、『テニミュ』の公演が福岡であって、その次の日に東京で『ココロノカケラ』に出演したこともあるんですよ。あのころの感覚は忘れられないです。なんか自分がふわふわしてるんですよね。「大丈夫かな? 台詞覚えてるかな?」って思うんだけど、変な集中力が発揮されてちゃんとできる。すごく面白い経験ですね。

『リンダリンダラバーソウル』は本番が楽しかった。レイン役以外にも2役くらいやったんですけど、ハジけられました。「稽古は嫌いだけど、本番は楽しめるタイプなんだな」って自分自身の発見がありました。

稽古は嫌いって言っても、やりたくないというわけじゃないんです。やらなきゃいけない。でもつらい。だけど、稽古がどんなにつらくても本番で報われるんです。だからまた舞台をやりたいなって思うんですよね。

*そして『侍戦隊シンケンジャー』に出演していた一年間を経て、2010年に久しぶりの主演舞台『天聖八剣伝』、そして『abc★赤坂ボーイズキャバレー』と『SAMURAI7』にも出演しました。

『天聖八剣伝』は命を懸けてましたね。やっぱり一年間舞台に出ていなかったから、その間にたまったものが一気に爆発した。殺陣も好きだし、きだつよしさんの作品のテイストが好きなんですよ。ヤンチャで破天荒な感じのキャラクターも演じていて楽しかった。バカで憎めない感じ。矢吹ジョー(漫画『あしたのジョー』の主人公)のイメージで役作りをしていました。

『abc★』では、僕は舞台の新人制作の役でした。初めて共演する方がたくさんいて、役者仲間の輪が広がった舞台でした。その次に出演した『SAMURAI7』では、体を動かすことが好きなんだとあらためて感じました。それに青山劇場という大きなステージで、舞台装置をガンガン使って、派手でエンターテインメント性の高い舞台、楽しかったです。

*その次の『新春戦国鍋祭』もある意味、派手でしたね。

あれはびっくりしましたね。あんなにお客さんの反応があると思わなかったんです。確かにあの舞台は超攻撃的でしたけど(笑)。同じ時期に『銀英伝(銀河英雄伝説)』をやっていたんですが、その主演だった松坂桃李の役のパロディを、僕がやるんですよ。でも僕『銀英伝』をよく知らなかったから、想像で、自分の中のイメージでやらせていただきました。楽しかったな。それに小劇場出身の方がたくさんいて、すごく勉強になりました。やっぱり違うな、こういう笑いってなかなかできないよなって。

でも実は出演を迷っていたところもあったんです。その後に『CLUB7』に出ることが決まっていたからその準備をしないといけないんじゃないかって。自分にはまだ『CLUB7』に出られるだけの技術はないってわかっていましたから。『戦国鍋』の稽古の合間を縫ってタップのレッスンに行っていましたね。

『CLUB7』は、若手は僕とヒデ(佐々木喜英)とふたりだけだったので、常に一緒にいました。ハードな舞台で覚えることがたくさんあって、段取りを紙に書いて鏡に貼っておくんですよ。次はどのドアから出入りするかを確認しながらやらないとわからなくなる。衣裳も次どれ着るんだっけってなっちゃう。舞台裏はもうバタバタ。それで舞台の上ではガンガン体を動かしていくんですよ。僕もですが、ヒデがすごく痩せましたね(笑)。

でもあのキャストの中に入れただけで本当にうれしかった。ちょっと自信につながったなと思います。

相葉さんは昨年出演した『CLUB7 7th stage』に引き続き、今年秋に上演される『CLUB7 8th stage』にも出演が決まっています。

そして6月7日には、主演舞台、オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『リトルショップ・オブ・ホラーズ』がスタートします。

(Part2に続く)

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詳しくはプレゼントページをご覧ください。

 

[プロフィール]

相葉裕樹

あいば・ひろき
1987年10月1日生まれ、千葉県出身
2005年、ミュージカル『テニスの王子様』で初舞台を踏み、人気を博す。2009年には『侍戦隊シンケンジャー』にシンケンブルー役で出演。2011年はドラマ『陽はまた昇る』『怪盗ロワイヤル』など映像の仕事と、『新春戦国鍋祭』『CLUB SEVEN 7th stage』などの舞台で活躍。また2012年1月〜3月に放送されたアニメ『新テニスの王子様』では声優デビューも果たし、好評を博した。

 

[公演情報]

オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『リトルショップ・オブ・ホラーズ』

6月7日(木)~20日(水) 下北沢・本多劇場
6月29日(金) 森ノ宮ピロティーホール
7月7日(土) 神奈川県民ホール
7月13日(金) 札幌市民ホール
台本・作詞:ハワード・アシュマン
音楽:アラン・メンケン
翻訳:常田景子
訳詞・演出:松村 武
出演:相葉裕樹、フランク莉奈、新納慎也/池田有希子、麻生かほ里、歌山ゆき/深沢敦、尾藤イサオほか
問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (10:00AM-19:00)
http://www.duncan.co.jp/web/stage/little2012/

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