インタビュー & 特集

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『DIAMOND☆DOGS memorial10 TEN STEPS』座談会

10周年を迎えたDIAMOND☆DOGS。走り続ける彼らに、D☆Dの成立から、メンバーになったきっかけ、ステージへの意気込みまでたくさん伺いました!(写真/森口信之、取材・文/湊屋一子)

INTERVIEW & SPECIAL  2012 4/20 UPDATE

左から、中塚皓平さん、森新吾さん、TAKAさん、東山義久さん、小寺利光さん、咲山類さん、和田泰右さん

2003年、博品館劇場で鮮烈なデビューを飾り、以来さまざまな表現にチャレンジしながら、成長を続けてきたDIAMOND☆DOGS(D☆D)。
10年という節目を迎えた彼らが、今までの集大成であると同時に、さらなる飛躍を誓う『DIAMOND☆DOGS memorial10 TEN STEPS』を上演します。場所はもちろん、D☆Dの出発点である、博品館劇場! 

東山義久さん

東山:10年前、DIAMOND☆DOGSというグループを作って、公演をやろうとしたときは、正直言ってこんなに続くとは思っていませんでした。勢いしかなかったですからね。今よりダンスも歌も下手だったし。本当は、D☆Dの最初のステージをやる前、一年くらい何もしてなくて、もうステージとかはやめようと思ってたんです。でもやめるなら、その前に思いっきりやりたいことをやってからやめよう、何でもやろうと思って。だからできたのかも。今よりもぜんぜんテクニックはなかったんですけど、何でもやってやろう、やりたいことは全部やろうっていう、その勢いだけがすごかったんだなと、今、思いますね。

:リーダーが「D☆D、やります」と言ったとき、今のたいちゃん(和田)とかTAKAちゃんとかこうちゃん(中塚)の年齢だったのかと思うと、すごいなと思いますね。あのときのリーダーって、僕からみると、すごく大人だったんですよ。

メンバー:あ~。(東山をみて、納得の表情)

森新吾さん

:本当に何もなかったところからの出発だったんで、リーダーはもちろんだけど、あのときのメンバーはみんな、相当大変だったんだろうなあって。

東山:というか、キミもいたんだけどね(笑)。

:僕はあのとき、リーダーが「D☆Dやるぞ」って言ってなかったら、こういう世界に来てなかった。あの博品館のステージが、僕の初舞台だから。

咲山:僕はD☆Dのメンバーになって、世界がすごく変わりました。ずっとクラシックをやってて、昔は正直ポップスは嫌いだったんです。変なプライドがあって「何だよ、Jポップなんて」みたいな。

メンバー:(笑)

 咲山:でも自分でやってみて、あ、ポップスってこんなに大変なんだってわかったし、「ああ、だからこんなに人を引きつけるんだ」とか、クラシックとはまた違う感動がポップスにあるっていうのが、初めてわかりました。今は両方知っているのが、自分の中ですごく大きい強みだと思いますね。

小寺利光さん

小寺:いろんなことに挑戦してきた10年だったから、今では本当にいろんなことができるようになった。僕はヒップホップやコンテンポラリーは習ったことなかったし、他にもタンゴやフラメンコ、いろんなジャンルのダンスにD☆Dで挑戦してきた。ダンスだけではなく、楽器とかたくさんのことに挑戦して、いろんなことができるようになって、すごくいい機会を与えてもらったなと思います。でもあんまりいろいろやるんで、混乱することもたくさんありますけど。

東山:あ~、ステージ上でもね。混乱してるよ、キミ。

小寺:どこ行っていいかわかんなくなっちゃったりね(笑)。立ち位置わかんなくなっちゃって、「僕、どこに行ったらいいんでしょう」ってなったら、みんなが、声を出さずに顔の向きで、「あそこだっ!」て一斉に教えてくれたり。リーダーに「こっちじゃない!」って、しょっちゅう投げ飛ばされたり(笑)。

和田泰右さん

メンバー:やってるやってる(笑)。

:こんなグループなんです。

東山:なに、まとめようとしてるんだよ!

和田:(笑)。僕もやっぱりここで、いろんなことをやれたっていうのが大きいです。それまでずっとストリートダンスだけやってたんで、ダンスの中でも、ヒップホップとかジャズとかバレエとか、他のジャンルのダンスは自分の中では真逆というか、敵対心みたいなものがあったんです。でもここで他の人のダンスをみて「かっこいい」と思ったし、実際に自分でやってみて、今までの考えは変わった。バレエとかジャズダンスのいいところを、自分の中でオリジナリティがあるものに変えて、取り入れたりしてる。

TAKAさん

TAKA:自分はバンドやってたんで、最初は「なんで自分がダンス? 芝居?」とか、思うところはいろいろあったんですけど、今は、D☆Dに入ってなかったら、絶対書けなかった音楽っていうのがあると思いますね。たとえば、リーダーのダンスをみてなければ、新吾さんのヒップホップをみてなければ、ぜったい作れなかったっていうか、心にも生まれなかった音がある。ここでいろんな刺激を受けて、気づいたら、音楽的にすごくいい感じで、アーティストとしてすごく視野が広くなったというか。そこはすごく大きく変われたと思います。

東山:よかったな。

和田・TAKA:ありがとうございます。

メンバー:(笑)。

東山:もっともっと、僕に感謝したほうがいいんじゃない?

和田:感謝はしてるんですけどね。

小寺:してるんです「けど」、ね?(笑)。

中塚皓平さん

和田:最初はぶっちゃけ言っちゃうと「え~?!」って感じで、入ってから一年くらいは「う~」でしたけど、今は、本当に楽しんでいます。

東山:楽しんでいただけて、ありがとうございます!

メンバー:(爆笑)。

中塚:僕は、最初観客としてD☆Dを観たんですが、客席から観たD☆Dは、みんなが生き生きしてて、きらびやかで、まぶしかったんです。実際入ってみたら、男の世界だった……(笑)。自分たちで構成・演出をしたり、音楽も作ったりっていうのは、たぶん他ではできなかったこと。それまでは与えられたものをやってましたから。でも自分たちでやるようになって、責任感のようなものが芽生えました。映画やドラマを見て、音楽を聴いて、いろんなものからインスパイアされて、自分を通してそれを何かに生まれ変わらせることができる。それが面白いですね。

咲山類さん

咲山:確かに。昔は自分の興味あることさえみてればよかったし、もともとそういうのだけ追っかけていく性格だったんですけど、ダンスだったり楽器だったり、音楽もそうなんですけど、いろんなジャンルをやるから、いつもいろんなものにアンテナを張ってるようになりました。

東山:メンバーそれぞれの得意分野も違うし、そうやって違うジャンルを持ち寄って、一つの舞台を創ろうとするのがD☆D。他のジャンルをみて、たとえば「なんでピンクのシャツ着て踊らにゃいかんの?」というようなことは、たぶんそれぞれにあると思います。「う~」っていう人もいていいんです(笑)。でも入ってみて、やってみて、みんながそれぞれ自分の得意分野で主軸になってやってくれてる。だから、やってみてよかっただろ? TAKA。

TAKA:はい……。

メンバー:(笑)。

東山:最初は自分たちのやりたいことを、「観てもらえても、もらえなくてもやろう」でした。D☆Dの初舞台が、自分の初舞台っていうメンバーもいた中で、じゃあどういうふうにしてステージを作っていくか、この状況で何をやっていくかを考えた。そうしているうちに、「できるかできないか」じゃなくて、「やるかやらないか」というスタイルになった。そうやって続けてきたのがこれまでの10年だったと思うんですよね。

メンバー:(頷く)

東山:でも今は、誰に対して、何に対して歌っていくか、何のためにこのステージを作って、どういう人に見てほしいのかを考えていくようになった。それが、すごく自分にとってもメンバーにとっても大きな違いになってると。メジャーデビューしたり、トーク番組にでたり、そういうこともしているのは、なぜなのか。ふつう、ダンサーだったらそんなことしなくていいと思うけれど、自分がダンスが好きで、もっと踊っていきたいから、そのためにこのD☆Dという場を使って、より多くの人に見てもらえるようにしたい。

:今回の「DIAMOND☆DOGS memorial10 TEN STEPS」では、初舞台だった博品館の舞台で、あのときの気持ちに戻って、なんかこう……新しい提示が出来たら、と思いますね。

東山:今までの集大成の、メモリアルの舞台ではあるんですが、今のD☆Dのメンバーの中には、まだ10年経ってないメンバーもいるし、そういう意味でも、この作品を、これからのD☆Dの10年を作っていくスタートの舞台にしたいと思っているんですね。今までD☆Dを客席で観て、それから入ってきたメンバーが、自分たち自身が客席でみていたようなことを、今度は客席に見せていくんだと思うんです。このステージを機に、挑戦の10年だったのが発信していく10年にかわる。過去と未来の融合のステージというか、僕たちの過去の経験に裏打ちされた自信を持って、新しいエンターテインメントを提案していけたらと思っています。

 

最後にメンバーからのムービーメッセージをどうぞ!

★omoshii倶楽部会員限定ページ(無料)で、DIAMOND☆DOGSの別バージョンの写真も公開中です!

プロフィール
鮮やかなダンスと、魂に響く歌声、鬼才の演出家によるACT等、今までどこにもなかった真のENTERTAINMENTを魅せるユニット「DIAMOND☆DOGS」。2003年4月、銀座博品館劇場にて鮮烈なデビュー公演を飾り、以後立て続けにオリジナル公演、ディナーショー、ミュージカル、ショー作品等への出演を重ねる。10周年を迎える今年、記念公演『DIAMOND☆DOGS memorial10 TEN STEPS』を上演する。
メンバーは、東山義久、森新吾、小寺利光、中塚 皓平、和田 泰右、咲山類、TAKA。
公式サイトhttp://www.diamonddog-s.com/

 

公演情報
『DIAMOND☆DOGS memorial10 TEN STEPS』
日程:2012年5月19日(土)~27日(日)
場所:博品館劇場
構成・演出・振付:D☆D
出演: DIAMOND☆DOGS (東山義久、森新吾、小寺利光、中塚皓平、和田泰右、咲山類、TAKA)
スペシャル:長澤風海
お問合せ:博品館劇場 03-3571-1003
http://theater.hakuhinkan.co.jp/pr_2012_05_19.html

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