インタビュー & 特集

1stアルバムは一曲一曲が集まって物語になっている――「CYANOTYPE/シアノタイプ」海宝直人さん&小山将平さん&西間木 陽さんクロストーク

『レ・ミゼラブル』マリウス役や『ノートルダムの鐘』カジモド役などで知られる俳優の海宝直人さんがヴォーカルをつとめるバンド「CYANOTYPE/シアノタイプ」。10月9日に、待望の1stアルバム『MONTAGE』をリリース。発売を記念して、海宝さんと、ギターの小山将平さん、ベースの西間木 陽さんのクロストークをお届けします。(取材・文/大原 薫、撮影/増田 慶)

INTERVIEW & SPECIAL 2019 10/9 UPDATE

西間木さんの妄想の世界を歌詞にして
海宝さんのフィルターを通すと成立する

――俳優・シンガーの海宝直人さんがギタリスト小山翔平さんとベーシスト西間木 陽さんと2011年に出会い意気投合して、2012年にシアノタイプを結成。出会った当初はミュージカルとバンドという異分野の3人にギャップはなかったんですか?

西間木 じつはあんまり感じなかったんですよ。役柄は違うけれど、シアノタイプの中でも表現するという意味ではあまり変わらない。舞台に立つ海宝くんの体験が還元されていることを含めてシアノタイプなのかなと感じています。

海宝 シアノタイプで歌っているときは、ライブでもスタジオでも素の自分であることは確かですね。

――今まで海宝さんのステージを拝見してきて、シアノタイプのライブの海宝さんが一番楽しそうな表情を見せている気がします(笑)。

海宝 ははは、もちろん舞台も楽しいですけど(笑)、作品を背負わなければいけないと思うと「しっかりしなきゃ」とスイッチが入りますからね。役や作品を表現する場所と、自分たちのフィーリングを表現する場所という違いはあるのかな。

小山 西間木くんの作った世界にバチっとはまったのが海宝くん。西間木くんが作詞・作曲家としてこんなに才能があるというのはまったく知らなかった。西間木くんは妄想が好きで僕に伝えてくるんだけど、ちょっと理解できなくて(笑)。でも、妄想の世界を歌詞にするといいんですよ。

西間木 僕が書いた歌詞は、海宝くんのフィルターを通すから成立してる気がするなあ。

セオリーじゃなく
3人にしかできないことを貫いたアルバム

――そして、いよいよ待望の1stアルバム『MONTAGE』がリリースされますね。タイトルの由来は?

海宝 西間木くんの楽曲は一曲一曲が物語になっているんですが、大きな世界の中で楽曲の一つ一つがつながったり、登場人物が一緒だったり、一曲一曲が集まって大きな物語になっているんです。だから、『MONTAGE』というタイトルがぴったりじゃないかなと思います。

――アルバムを作るにあたって、メンバー全員で意識を共有したことは?

西間木 7年間やってきたことが徐々にシアノタイプの個性になってきたなと感じるんです。アルバムを作る前に「普通だったらこうするんじゃない?」という意見もいただいたけれど、それをやったらシアノタイプじゃなくなってしまう。この3人でしかできないことを貫き通してアルバムを制作したことで、ようやく自分たちがやってきたことが間違っていなかったんだなと確信になりました。

小山 バンドのアルバムって「どれを聴いても同じ感じのニュアンス」というものもあるけど、シアノタイプは全曲違うんです。全部バラバラのようでいて、海宝くんの声や西間木くんの歌詞で、世界観が統一されているんですね。

――アルバムのセールスポイントは?

小山 海宝くんの表現力で一つ一つの曲が小さなミュージカルのようになって、そしてアルバム全体で一つの大きな作品が形作られているような感覚なんです。その合間に、往年のギターファンが「これは、アレだな」とニヤッとするような俺のギターソロがあったり(笑)。そういうところも気づいてもらえたら楽しいかなと思います。

海宝 アレンジも音作りもこだわって作り上げて、自分たちがやりたいことが明確になったアルバムですね。西間木くんの歌詞を読んで、これはどういう意味なんだろうと一つ一つ解釈して歌っているので、そういうところも聴いて楽しんでいただけたらうれしいです。

西間木 海宝くんは歌詞を深く読み込んで、すべてのセンテンスにしっかり情感を込めてくれる。楽曲の流れやメロディの抑揚を大事にするのはもちろん、歌詞やストーリーの深い部分を読み解いて表現してくれるのは、やっぱり海宝くんしかいないなと思うんです。この3人の個性のバランスで成り立っていると思うので、自信を持って皆さんに聴いていただきたいアルバムです。

――アルバムリリースに合わせてレコ発ツアーが行われます(10月28日東京、29日大阪、30日福岡)。シアノタイプのライブは、音楽はもちろん、3人のキャラクターが表れるトークも楽しいですね。

小山 ありがとうございます。そう言っていただくのが一番うれしいです。

海宝 それが一番なの?(笑)

小山 小さい頃、お笑い芸人になりたかった夢がここで叶うかなって。

西間木 いや、ここで叶えないでよ(笑)。

――海宝さんがオーディエンスに向かって「コール&レスポンス」するとは驚きでした。

海宝 それが名物みたいになってますけど(笑)。普段、ライブハウスに馴染みがない方も、シアノタイプのライブは気合いを入れて来なくて大丈夫。気楽に遊びに来て、楽しんでいただけたらと思いますね。

※11月発売の雑誌「omoshii mag(オモシィマグ) VOL.17」に、シアノタイプ座談会のロングバージョンを掲載予定!
別カットの3ショット&ソロショットもありますので、ぜひチェックしてください!

「CYANOTYPE/シアノタイプ」とは?
2011年、ギターの小山将平とベースの西間木 陽がソニー・ミュージックスタジオ東京(乃木坂)においてデモレコーディングを行っているところへ、ヴォーカルの海宝直人が見学に来たのが現メンバーの最初の出会い。その後、2012年に海宝が正式に加わる形で「シアノタイプ」を結成。2013年6月以降の活動から、現在のメンバー構成となった。2018年1月に1st.シングル『光』でメジャーデビュー。小山と西間木によるJAMアレンジを基調としたエモーショナルなロックに、情感あふれ、時にシアトリカルな海宝のヴォーカルを重ねることで、さまざまなスタイルの音楽へと深化してゆく様は“POPSの見本市”とも形容できる楽曲バリエーションでオーディエンスを惹きつける。作詞・作曲はバンドメンバー全員が担当。ギター小山とベース西間木はエレキインストバンド「bcv」のメンバーとして、ヴォーカル海宝は俳優としてミュージカル・舞台・映像など幅広く活躍している。バンド名の「シアノタイプ」は英語で“青写真”を意味する。

【CDリリース情報】
CYANOTYPE(シアノタイプ)
1st.アルバム
『MONTAGE』
2019年10月9日リリース!

【LIVE情報】
CYANOTYPE(シアノタイプ)
『MONTAGE』リリース記念LIVE
【東京】2019年10月28日(月)19:00開演@下北沢GARDEN
【大阪】2019年10月29日(火)19:00開演@心斎橋JANUS
【福岡】2019年10月30日(水)19:30開演@博多Gate’s7

※詳細はオフィシャルサイトhttps://www.cyanotype.jp/をご覧ください。


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