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インタビュー & 特集

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INTERVIEW!ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』入野自由さん&河原雅彦さん Part.1

印象派の画家として知られるヴィンセント・ヴァン・ゴッホと、彼の弟テオの約700通にも及ぶ書簡をベースに彼らの半生を二人芝居で描き出して行く、韓国創作ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』。本作でテオ役を演じる三人のうちの一人である入野自由さんと、上演台本と演出を担当する河原雅彦さんの対談をお届けします。稽古が始まり、より近くで触れる中で気づいた作品の魅力や伝えたいことについて語り合いました。(取材・文/金本美代、撮影/熊谷仁男、スタイリング[入野]/横田太樹[MASAKA]、ヘアメイク[入野]/赤塚修二[メーキャップルーム])

INTERVIEW & SPECIAL  2016 8/26 UPDATE

――この作品を初めて見たときの印象から聞かせてください。
河原 『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』という作品の大きな特徴の一つに、映像を使ったプロジェクションマッピングがあります。マッピングを使った舞台はあふれかえっていますが、この作品は本当に映像が美術の一部として取り込まれている。マッピングのアイディアも豊富ですし、かなりの時間をかけて作ったんだろうっていうぐらい、俳優との動きに連動している。オリジナリティっていうんですかね。そういうこだわりを感じた作品でしたね。
――そういえば、韓国のスタッフさんとお会いになったとか。作品について話しました?
河原 向こうのスタッフさんと焼き肉を食べましたけど、僕人見知りなもんで黙々と、普段は食べない量の肉を食べていました(笑)。しかし、韓国の皆さんは元気が良くて快活で、ニコニコしていて、若いよね。ミュージカルって、韓国ではここ10年くらいなんでしょ。こっちのプロデューサーに聞いたんだけど、比較的若いミュージカル俳優しか韓国にはいないから、老人役も若い人でやってるんですって。そのぶん、若い力でミュージカルを作ってる、そのパワーを感じます。今回の作品がまさにそうですけど。
――そんな作品の日本版の上演台本と演出を担当されるわけですが。
河原 最初、僕の仕事はなんだろうって思いましたよ(笑)。この舞台のコンセプト上、映像は同じものを使わざるをえないので、演出上、自動的に決められちゃうこともある。オリジナル台本を日本語に荒訳したものを読んでみると、日本と韓国の感覚の違いを強く感じたんですね。なので、日本人の僕の感覚で、いろいろ調整を重ねているうちに、むしろ仕事が増えていってますね(笑)。今はすごくやりがいを感じています。稽古場でも、日本版オリジナルの手触りのある作品が俳優たちと作れていると思います。
――入野さんは、この作品に出演が決まった時の心境はいかがでしたか?
入野 台本を読む前に、韓国の舞台映像を資料として観たんです。プロジェクションマッピングを取り入れた舞台はけっこう観ているんですが、河原さんがおっしゃったように、映像の使われ方が緻密で、作品の大きな力となっていました。この作品、映像から作り始めたんでしょうか?
河原 うん、映像からじゃない? 映像の人のイニシアチブを感じる(笑)。稽古を始めてみると、これは相当緻密に作られたものだというのを痛感するね。この作品は韓国で2014年の初演以来、3回上演されていますけど、ブラッシュアップを重ねて今に至ってるんだろうと。韓国パワーを緻密ってところに集約させたんだと思うくらい、よくできていますね。

DSC_0561a――稽古場の様子はいかがですか?
入野 稽古が進めば進むほど、自分の足りないところ、やらなければいけないことの多さを感じている毎日です。河原さんからは、「兄弟仲良くなってください」と(笑)。「絶対に細かいところで生きてくるはずだから」、と言われ、確かにそうだなと感じました。普段から共演者の皆さんといろいろ話すようにしています。
河原 仲良くなれそうなの?
入野 はい。僕の兄となるヴィンセント役の泉見洋平さん、野島直人さんのお二人はすごくいい方、“いいお兄さん”なんです。「ここ、ちょっといいですか?」とお願いすると、「いいよいいよ! やろうよ!!」って何倍も大きい、すごいテンションで返してくださるんです。
河原 それって、迷惑じゃないの、このクソ暑いときに(笑)。
入野 迷惑じゃないですよ(笑)。お二人とも素敵です。
――今回の公演では、橋本さとしさんと岸祐二さんのヴィンセント&テオのペアのほか、泉見さんと野島さんのヴィンセントと入野さんと上山竜治さんのテオが交互に共演する全5パターンで上演されます。入野さんにはどのようなテオを演じてほしいなどありますか?
河原 そうですね。(橋本)さとしさんや岸(祐二)さんを含め、やらなきゃいけないことはどのペアも同じだと思うんですよね。ヴィンセントとテオという人間、二人の関係性や、場面ごとに伝えていかなくてはならないことは同じですから。でも、当たり前ですけど、人が違えば表現は違うし、いろんなものが変わってきますよね。それで、入野君は……彼なりに真摯にテオという役に向き合ってくれています。静かにふつふつと。
→Part.2へ続きます。

ミュージカル
『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』
プレビュー公演
2016年9月2日(金)かめありリリオホール
東京公演
2016年9月7日(水)~24日(土)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
作:チェ・ユソン
音楽:ソヌ・ジョンア
映像:コ・ジュウォン
上演台本・演出:河原雅彦
訳詞:森雪之丞
出演:橋本さとし、岸祐二、泉見洋平、野島直人、上山竜治、入野自由(トリプルキャスト公演)

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