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インタビュー & 特集

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INTERVIEW! 『REON JACK』 柚希礼音さん

圧倒的な人気を誇った元宝塚歌劇団星組トップスター・柚希礼音さんが、退団後1年を前にして待ちに待ったソロコンサート『REON JACK』を開催、いよいよ明日3月11日、大阪初日を迎えます。今や伝説となった日本武道館コンサート以来のREONシリーズ第4弾。“男役ではない柚希礼音”で挑む心境などを伺いました。(文/小野寺亜紀、撮影/金原誠)

INTERVIEW & SPECIAL  2016 3/10 UPDATE

2012年のスペシャル・ライブ『REON!!』では、力強いダンスや歌、星組メンバーとのボイス・パーカッション、さらには「ちえちゃん」という自らの幼少時代をコミカルに綴った芝居まで見せた柚希さん。エンターテイナーとして新境地を開拓し、続く『REON!!Ⅱ』『REON in BUDOKAN~LEGEND~』とも観客の熱狂で迎えられました。

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「やはり舞台とはお客様あってのものだなと、『REON!!』から思いました。出来上がったものをただお見せするのではなく、お客様とのキャッチボールを実感し、このコンサートで“柚希礼音”というものがもう一つ進めた感じがしました。今は男役ではなくなりましたが、等身大の自分自身とお客様との絆を大切に、新しい事にも挑戦していきたいです。特に今回はタンゴダンサーと、本格的なタンゴを踊ってみたいなと思っています。タンゴには自分のこだわりがすごくあって、動画サイトなどもよく見ているので、こういうのを踊りたいとリクエストをしています。男役ではない自分で心情を表すダンスも踊ってみたいですね」

原田 薫さん、SHUNさんなど、第一線で活躍する振付家とのコラボ、男性ダンサーとの絡みも楽しみなところです。

「原田さんの振付はすごく好きで、ダンスレッスンをよく受けていました。覚えていて下さっているかな(笑)。私は宝塚時代SHUN先生の振付で、今までにない自分の表現を発掘できたので信頼度は絶大ですし、今回も格好いい振付をして下さるんだろなと楽しみです。SHUN先生はいつも娘役さんに振り付けるダンスも格好よくて、今度は私も(女性として)踊れるのかなと(笑)」

989_pp構成・演出は宝塚在団中から数々の舞台を共に作り上げてきた稲葉太地氏。共演者には、新人公演時代に柚希さんの相手役をよく務めた元宙組トップ娘役・陽月 華さんや、元星組の歌姫・音花ゆりさん、名ダンサーの鶴美舞夕さんらが名を連ねます。

「稲葉先生は武道館コンサートのときに助手で入って下さっていて、私のやりたい方向性や好みも分かってくれています。セットや映像もどのぐらいすごいことになるのか! ステージングなどは色々な方のコンサートにも行って勉強したいです。陽月さんとは彼女が退団後もずっと仲良しで、私のことをすごく応援してくれています。まさかまた共演できる日が来るとは思わなかったので嬉しいです。私たちならではのものがありつつ、だからと言って男役女役過ぎず、懐かしいトークなどもできたらと思います。私の右腕だったどいちゃん(鶴美)やころちゃん(音花)も出てくれて心強いです。どいちゃんとのカポエイラ(『パッショネイト宝塚!』で見せたダンスシーン)は…ちょっとないと思いますが(笑)、どんどん違うことにチャレンジしたいです」

このREONシリーズは柚希さんの持ち味である温かさが、劇場全体を包み込むのも魅力。日本武道館コンサートで、2階スタンド席まで走り抜けたのは今や伝説。

「私がいつも2階席とかで舞台を観ていたので、すべてのお客様が満足するものを届けたいと思っていました。それもどの程度のものが入っているか…お楽しみに。やっぱり歌と踊りばかりより、ほっこりした場面もあるといいなと思っていますので。今回コンサートなのに持ち歌がないのが大変(笑)。宝塚の懐かしい曲があるのとないのとでは違うと思うのでそれも入れつつ、新曲も作ってもらいました」

0042_pp率直な思いを綴った柚希さんオリジナルの詞。作詞5曲目となる今回は、退団後間もなく単身ニューヨークへ渡り、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に向けて約3ヵ月間稽古やレッスンに励んだ日々の葛藤を綴ったそうです。
「ニューヨークでは努力しても前に進んでいるのか、立ち止まっているのかも分からなかった。周りの方がすごすぎたし、自分が何者でもないような気がしたんですね。でもやっぱり自分が出来ることを楽しんでやることだ! と最終的に思えたんです。そのような退団後に悩んだりして、また歩き出せたことを詞にしました。ニューヨークでは今までと違う生活にも戸惑いました。3度の食事を自分で作るって、ほんとーに大変! 主婦の皆さますごいですね(笑)。クックパッドを見て、食材の残りで作るということもよくしました。野菜もいっぱい食べるようになり、美容にも宝塚時代より気を付けるように。食事や美容が10年後の自分を作るんだなと思いました」

『プリンス-』では大胆な女性らしい衣裳にも挑戦。「居てもたってもいられなかった」と笑いますが、仕事で履くピンヒールの靴にもだいぶ慣れたと言います。
「男役の靴はしっかりしたヒールだったので、こんなに細いピンヒールで踊るなんて無理だと思いましたけど、踊れるものなんですね(笑)。『女性って大変だな』と思いました(笑)。歩き方や座り方、このあたり(デコルテ)の在り方とかも。宝塚時代も公演をしながら“柚希礼音”を育てていった感じですが、やはり公演をしながら女性を学んでいったところが多いです。初日が開いてからも、お客様が女性の先輩のような立場から、『ちえちゃん、もっとこうしても大丈夫よ!』とかアドバイスをくださり、皆さんに勇気を頂きながら一歩ずつ進むことができたので感謝しています」

これからの活動ではさらに幅広く、色々なスタイルを模索しながら“柚希礼音”でしかできないものを見せてくれるはず。
「本当に“男役・柚希礼音”でないコンサートってベースがまだ分からないので、衣裳についても結構相談しました。タンゴの衣裳だけは早々に着たいものが決まっていたのですが、他は結構迷ったかな。パンツスタイルの男役すぎるのもどうかなと思ったし、女性らしい衣裳もやっぱり入れたいなぁって。とにかく自分自身がリラックスして、お客様とのキャッチボールをしながら幸せな空間になるよう毎公演やっていきたいです。今後はやっぱりダンスも歌もお芝居もやっていけたらいいなと。ミュージカルも、普通のお芝居もやってみたいですね。ブロードウェイの舞台にも、いつかは立ちたいなと思います」

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柚希礼音  REON YUZUKI
大阪府出身。1999年に宝塚歌劇団入団。2009年に星組トップスターに就任し、『ロミオとジュリエット』『オーシャンズ11』『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯に-』など数々のヒット作を生み出す。2014年にはタカラジェンヌで16年ぶりの日本武道館単独コンサートも実現。第30回松尾芸能賞新人賞、第65回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、第37回菊田一夫演劇賞を受賞。2015年5月10日に宝塚歌劇団を退団し、ハロルド・プリンス演出の世界初演作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に唯一の日本人キャストとして出演。ブロードウェイスターに交じって存在感溢れるパフォーマンスを披露した。

 

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『REON JACK』
構成・演出:稲葉太地(宝塚歌劇団)
出演:柚希礼音、陽月 華、音花ゆり、鶴美舞夕、他
S席10,000円、A席7,500円、B席5,500円
●大阪公演
2016年3月11日(金)~17日(木) 梅田芸術劇場メインホール
●東京公演
2016年3月26日(土)~4月11日(月) 東京国際フォーラム ホールC

公式HP http://www.umegei.com/reonjack2016/

 

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