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インタビュー & 特集

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INTERVIEW!『ダンス オブ ヴァンパイア』神田沙也加さん

2015年11月3日より30日まで、帝国劇場で上演されている人気ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』。今回ヒロイン・サラ役を演じているのが、この作品初参加となる神田沙也加さんです。(文/武田吏都、撮影/熊谷仁男、舞台写真/東宝演劇部)

INTERVIEW & SPECIAL  2015 11/10 UPDATE

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――沙也加さんはこの作品のファンで、サラ役が念願だったそうですね。
はい。初演、再演、再々演、全部観てます!初演で最初に観たとき、ミュージカルのヒロインっていろんなタイプがいますけど、新ジャンルというか、現代的な感じの子だなって印象でした。小悪魔的なかわいらしさを持っている設定にも関わらず、歌う曲はドリーミーなものが多かったりとか、デュエットはロマンティックできれいだったり、いろんな魅力が入っているなと思ったんです。この役をやるのが私の目標になって、初演のときから、「私がやるとしたら……」という感じで観ていました(笑)。

――では決まったときには?
ほんっとに喜びました! 車の中で聞いたんですけど、後部座席で足をバタバタさせながら「ヤッター! ヤッター!」って(笑)。ハイテンションでした。

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――サラといえば、入浴シーンが話題になりますよね。
そうですね。でもなかなかできない体験なので(笑)。全然抵抗はないですね。

――沙也加さんは洋服好きで知られていますが、サラの新しい衣裳はいかがですか?
サラといえば赤いドレスというイメージはあったんですけど、チェック柄とかが入っていてすごいかわいくて。アルフレートの衣裳もボーダーが互い違いになっていたりして、ソックスやネクタイにもちゃんと特徴があるんですよ。よりファッショナブルになったなという印象です。

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――アルフレート役のお2人(平方元基・良知真次)とは初顔合わせですが、印象は?
サラのWキャストの(舞羽)美海ちゃん含めてはじめましての人ばかりなんですけど、製作発表で顔を合わせたときから誰もはじめましてな感じがしないくらいでした。人見知りがいなかったみたいで、敬語が全く飛んでいないんですよ。平方(元基)くんなんてもう最初から「今のうちにお弁当食べなよ!」って感じでした。「今日、初対面よね!?」みたいな(笑)。製作発表のとき、彼は気づかずに、私のスカートのすそをずっと踏んでいたんですよ。最後ハケるときに「(先に)どうぞ」って盛んに言ってくれるんですけど、「踏んでるから立てないよね!?」っていうことがありました(笑)。

――ちょっと天然のアルフレートとしっかり者のサラという役同様の関係性が、そのときからできあがっていたんですね(笑)。
私はわりとズバッと言っちゃう方なので、このまま最後までいくんじゃないでしょうか(笑)。

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――沙也加さんというと『レ・ミゼラブル』のコゼット役の印象が強いですが、『アナと雪の女王』でのブレイクを経て帝劇に戻ってきた、という思いを持つミュージカルファンも多いかもしれません。
帝劇の舞台に立つのは2012年の『EndlessSHOCK』以来ですが、しょっちゅう観に行っているので私自身は定期的に足を運んでいる印象はあるんです(笑)。帝劇っていうのは私にとっても聖地みたいな場所で、このフィールドにまた戻ってくることができたなって思いますし、それが本当にうれしいですね。

――そして『レ・ミゼラブル』同様、山口祐一郎さんに愛される役どころでもありますね。
コゼットへの愛情とはちょっとニュアンスが違いますが、なんて幸せな役回り(笑)。どんどん美しくなられている印象があって、ほんとにすごいなと思います。一ミュージカルファンとして山口さんの出演作を数々観てきた身としては、クロロック伯爵を初めて観たとき、山口さんの新境地を見た気がしたんです。だからどういう風に演じられるのかを間近に見られるのが、個人的にはすごくうれしい。やっぱり、唯一無二の方ですよね。お声を含めて女性を熱狂させる魅力、フェロモンがあるし、そういう意味ではサラがコロッと「素敵!」と思っちゃうのもナチュラルに共感できます(笑)。

――作品についてはいかがでしょう? 日本初演以来ヒットを続ける作品ですが、テーマとしては一般的なミュージカルのセオリーに則らない、わりと挑戦的な作品ですよね。
最後、衝撃的ですよね。「あ、ここで終わるの!?」みたいな感じで。こんなにオープニングとエンディングの印象が違うミュージカルもそうそうないかなと思います。考えようによってはものすごいバッドエンドかもしれないけど、でもものすごく痛快というか爽快というか、してやったり感というか?  フィナーレはお祭り騒ぎで、これが正解なグッドエンドなんだろうなと思わせるエネルギーがありますよね。何より最後に出てくる祐一郎さんのあの、ナニ顔って言ったらいいんですかね?(笑) 痛快さのトドメを刺すというか、すごく好きです。ヤラれました!

――特に『アナと雪の女王』を通じて、沙也加さんの歌声がたくさんの方の耳に届く機会が増えました。長く続けている“歌う”ことは、自分にとってどんなことですか?
今も苦手意識はあるんです。どうしてもちゃんとやらなきゃと思っちゃうタイプなので、すごく緊張してしまいます。だから人前で何かすることが得意だ、という風にはいつまでたってもならないと思います。

――でもあの作品で評価されたことは、自信になったのでは?
自分が持っている力以上に大きく評価をしていただいている気もして、畏れ多い気持ちの方が大きいです。ただここ数年は、自分が好きで少しずつ種を蒔いてきたものがなんとなく咲いてきたから収穫していくというか(笑)伏線回収劇みたいな、そんな1、2年だったと思っています。とてもありがたいのですが、この先、また種を蒔いていかなきゃと思いますね(笑)。

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かんだ・さやか●1986年10月1日生まれ。これまで数多くの舞台を中心に女優としてのキャリアを積み、2014年映画『アナと雪の女王』日本語吹替版でアナ役を務め、同年紅白歌合戦では本国エルサ役のイディナ・メンゼルと共演。現在、音楽ユニット『TRUSTRICK』のボーカルを務めるなど、女優・歌手・声優と幅広く活躍している。

 

 

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